上海からの帰国便、中国東方航空上海/浦東発東京/羽田行きの便が機材故障により欠航になったのでレポートをお送りする。なお、中国東方航空の欠航時の対応は他の事例を見るとその都度対応に差があることがわかる。本レポートも一つの事例として参考にしていただきたい。

出発2時間前にHカウンターでチェックインしようとすると、グランドスタッフから当該便が大幅な遅延、または欠航の可能性があるので端に並ぶように言われた。新しい情報がいつ入るかわからないのでカウンター付近で待っていてほしいとのことだったが、詳しい説明のないまま1時間ほど経過した。ふと、上海浦東国際空港のHPにある国際線出発便の情報を確認すると欠航の表示が出ていた。しかし周辺の日本人乗客はその情報を知らないようだった。グランドスタッフから情報を得られない場合は空港のホームページやデジタルサイネージを確認したほうが早いかもしれない。

しばらくすると当該便は欠航となり、ホテルが用意されるとの情報が人づてに伝わってきた。また、Eチケット番号が書かれた紙片を渡され、それと引き換えに一人づつ600元(約10,000円相当)が配布された。欠航時に必ずしも配布されるわけではないようで、今回は運が良かった。ついでに子会社の上海航空の深夜便に振替ができないかと聞いたが不可能と言われた。会社都合の欠航なので空席があれば振替は可能だと思うが、カウンターでは他の乗客も滞留しており相手にされない場合があるので、コールセンターなどに問い合わせるのも一つの手段である。

その後受託手荷物が返却され、グランドスタッフに案内されてバスに乗車した。

空港周辺は田園地帯でホテルらしき建物は見当たらないが焦ってはいけない。成田空港周辺の風景も同じである。

今回用意されたホテルは上海浦東国際空港の約5キロ南にある「上海華東商務大酒店」だった。ホテルに到着すると、欠航便の乗客は2人1組でチェックインするようにと言われるので、1人旅行の場合見知らぬ人と相部屋になる可能性がある。筆者は他の全ての乗客がチェックインを終えるのを待ってからチェックインしたので、ツインルームを1人で使用することができた。チェックインする際パスポートを預けることになるが、どこの部屋にどの乗客がいるかを把握するための対応であり心配する必要はない。

ホテルのスタッフに夕食について問い合わせると、今回の宿泊では夕食が提供されるとのこと。ボリュームは十分で、特にチャーシューが美味だった。

もし夕食が提供されない場合、街にある「超市」と掲げられている店がスーパーマーケットなので、そこで食物を購入することができる。水とカップラーメンとハルビンビールを購入した。筆者は青島ビールよりもハルビンビールの方が飲みやすくて好きである。

翌日の運航について特に連絡がないまま午後11時を過ぎたので、ホテルのロビーでスタッフに何か知っていることはないか尋ねてみた。すると、スタッフから翌朝午前4時30分に空港へのバスが出発するのでそれまでにチェックアウトするように言われた。ただ、振替便の出発時間など詳細は知らないようだった。特に連絡がなければ就寝前に聞いておくと良いだろう。

翌朝午前4時15分頃にロビーに行ったが他の乗客は誰もいなかった。どうやら乗客にモーニングコールをしており、それから続々とロビーに降りてきた。その後もスタッフが各部屋をノックして回っていたので寝過ごす心配はない。

バスに乗車して15分ほどで空港に到着した。搭乗する便は、当初搭乗予定だったMU575便の遅延便MU575A便とのことだった。Hカウンターでチェックインを済ませて帰国の途についた。