教え子20人を式に招待した新婦(画像は『The IPS/Butler University Laboratory School 2017年7月29日付Facebook』のスクリーンショット)

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米インディアナ州にある小学校の女性教師が、結婚式に自分の教え子20人を招待した。幼い子供たちは、大人たちの不安をよそに式場で完璧にサポート役をこなし、新婦と新郎にとって記念すべき特別な日となった。心温まるニュースを『ABC News』や『SWNS.com』など複数の米メディアが伝えた。

インディアナ州インディアナポリスのIPSバトラー大学ラブ・スクール(IPS Butler University Lab School)に勤めるマリエル・スレイグル=ケラーさん(25歳)は、2016年4月に恋人マイクさん(26歳)からのプロポーズを受け、今年6月24日にめでたく挙式した。

5歳〜7歳までの児童を受け持つマリエルさんは、以前から結婚式には教え子たちを招待したいという気持ちがあったそうだ。そこで1人1人に手書きの招待状を作成し、学校の郵便箱に入れておいた。

マリエルさんの式の準備には保護者らも協力を惜しまず、また子供たちはマリエルさんが結婚式に着るドレスを2着のうちどちらにするか決めかねていた時に、デザインを見て選んだりもしたという。そして挙式当日、ファースト・バプティスト教会で、白いドレスやタキシードに身を包んだ児童ら20人の姿を見たマリエルさんは感極まり涙した。

マリエルさんから「教え子全員を招待したい」と伝えられた時、婚約者のマイクさんは幼い子供たちであることからリスクがあると心配し、乗り気ではなかったそうだ。しかしマリエルさんの決意は固く、結局マイクさんは承諾した。当日の女の子たちはフラワーガールとして、男の子たちはページ・ボーイやリング・ベアラーとして新婦を先導し、式を乱すことなく完璧にヴァージンロードを歩いた。

誓いの言葉が終わると、子供たちはすぐにマリエルさんのところへ駆け寄りキスやハグをした。その様子を見たマイクさんは「式が滞りなく完璧に行われたことに安堵しました。マリエルがどれだけ子供たちに愛されているかがよくわかりました」と話している。

マリエルさんは「毎日8時間ほど一緒に過ごしていると、まるで20人の子を持つ母親のような思いになり、家族と暮らしているという気持ちになります。教師であることは私の情熱そのものであり、子供たちはそんな私の一部なのです。だから結婚式にはどうしても子供たちにも一緒に祝ってほしいと思いました。一緒にヴァージンロードを歩いたことは私にとって本当に意味あることで、特別なことなのです」と語り、記念すべき一日をサポートしてくれた子供たちの親にも感謝の気持ちを露わにした。

多くの子供たちにとって結婚式への参列は、人生で初めてのことだったようだ。マリエルさんの教え子アニーちゃん(7歳)の母ブルック・スターンズさん(34歳)は「式は素晴らしいものでした。マリエル先生はとてもいい教師です。子供たちの家族全てと親しくなりコミュニティを築き上げてくれました。子供たちにとっても人生を変えてくれた人なのです」とマリエルさんの人となりを絶賛している。

晴れて夫婦となったマリエルさんとマイクさんは、イタリアとギリシャのハネムーンを済ませたという。新学期が始まった子供たちが、マリエルさんに再び会えるのを心待ちにしていたことは想像に難くない。

画像は『The IPS/Butler University Laboratory School 2017年7月29日付Facebook』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)