Julius Senkusさんは、新婚旅行で妻のNeringaさんとシチリアを訪れていました。そこで、落とし物のGoProカメラを発見。中に保存されていた写真をメディア「BoredPanda」で紹介し、持ち主の情報を募りました。

昨今よく耳にするSNSを使った人探し。はたしてGoProカメラは、無事持ち主のもとへ戻ることができたのでしょうか?

大切な思い出を
返してあげたい!

これが、実際に入っていた写真。ふたりは「BoredPanda」で、こう呼びかけます。

「こんな写真が入ったカメラを拾ったんだ。場所は、エトナ火山。誰か情報をくれないかい?どうしても持ち主に返したいんだ!」

「カメラを落とした人が失ったのは、カメラだけじゃない。大切な思い出も一緒になくしてしまってるんだ。

僕たち夫婦は、シチリアで本当に素敵な時間を過ごした。だから同じ場所を旅行した誰かに、悲しい思いをしてほしくないんだ。みんな、ぜひ力を貸してくれ!」

果たして、その結果は?

この記事はあっという間に拡散され、イタリアの新聞や各メディアにも掲載されました。そして1週間ほど経ったある日、こんなメッセージが届きました。

「そのカメラは私のものです!本当にありがとう!!

投稿を見た友達が、私に似た人が写っていると教えてくれました。数週間前にシチリアでカメラを失くして、探しに行ってももうどこにもなくて諦めていたんです」

カメラの持ち主はCarla Bragagniniさん。彼女は友達とのシチリア旅行中にカメラを落としてとても落ち込んでいたんだそう。

「ふたりに連絡を取ったら、まずデータを何時間もかけて送ってくれて、それからカメラも返したいと言ってくれたの。お礼なんていいから、自分たちが一番嬉しいのはあなたの手元にカメラが戻ることだ、って言ってくれて。

カメラが戻ってきたことはもちろん嬉しかったけれど、こんなに親切で誠実な人たちに出会えたことが何よりも幸せだと思ったわ!」

カメラを拾ったSenkusさん夫妻

ちなみにこの記事、書き始めた時はまだ持ち主が見つかっていなかったんです。その体で書いていたらすぐに「見つかったよ!」と報告があって。インターネットで人と人とが繋がるスピードの早さを改めて痛感した次第。

SNSでの人探しをタイムリーに目撃すると、人の優しさに触れて心が温かくなるものですね。落とし物はしないことが一番ですが、それをきっかけに素晴らしい出会いがあると、楽しかった思い出がさらに大切なものとなりそうです。

Licensed material used with permission by Julius Senkus