ワーママの多くが抱えている「罪悪感」。別に悪いことをしているわけじゃないのに、後ろめたいなんておかしな話ですよね? 考え方をちょっとチェンジすれば、もっと気楽に子育ても仕事も楽しめますよ。

残業できない→密度の濃い仕事ぶりで生産性が高いデキる人



まだ働いている同僚に「お先に失礼します」といって時短あるいは定時で帰る後ろめたさ…でも残業ができないことに後ろめたさを感じる必要なんてありません。

残業ができない、ということは定時内に仕事をこなしてしまうということです。つまり短時間で成果を出す訓練ができているということ。

時間あたりの生産性でみるととても優秀。経営視点で見るとコスパがよい優秀な人材であるといえるでしょう。

さらに、短時間でパフォーマンスを出す訓練は、自分自身のスキルにとってもかなりのプラスです。

時短勤務が終わってフルタイムに戻った時、あるいは子供が大きくなって思いっきり働けるようになった時、自分がどこまで「仕事ができる女」になっているか、そう考えるとちょっとワクワクしてきませんか。

外食が多い→子どもとじっくり向き合う時間を確保している



仕事で疲れて夕食を作る気力もなく「今日は食べに行っちゃうか」なんてよくあることです。働いているとなんだかんだいって外食が増えますよね。

毎日ハンバーガーとポテトなんていう食事じゃなければ、ときどき外で食事をするという習慣は悪いことではありません。
栄養が偏らないようなメニューを選ぶよう心がけていれば、気に病まなくてもいいでしょう。子どもにとって外での食事は貴重な学習の機会です。テーブルマナーと言うほど大げさでなくても、いざというときのためにナイフとフォークの練習にもなります。

一番のメリットは、料理や片付けの手間がない分、子どもとゆっくり向き合えるということ。料理にお金を払うのではなく、子どもと余裕を持って向き合う時間に対してお金を払うと考えると少し気分が違いますよ。

家事代行を頼む→効率的に時間を使っている



家事代行を頼むことに後ろめたさを感じるという方もいらっしゃると思いますが、誰がやっても同じことあれば、人に頼んだ方が合理的です。
外国ではメードさんを頼むのはごく当たり前のことです。グローバルスタンダードなのですから堂々としていましょう。

また、家事をアウトソーシングすることで、お金使い日本の経済を回しているという側面もありますよね。

子どもの教育に時間が取れない→過干渉にならない



ワーママの多くが子どもとの時間が短いのではないかと罪悪感を抱いています。でも、実は専業主婦の方が子育てに悩みやすいのだそうです。

仕事で忙しく、ふれあう時間が少ないからワーママは、子どもに過干渉になりたくても、その時間がありません。心配しながらも人に預けたり、お留守番をさせたり、子どもを信頼して自分の力で何とかしてくれ、ということも少なくないでしょう。そんな風に信頼されることは、責任感や自立心を育てます。

一緒に居られる時間の短さはマイナスではなく、実はプラスになることも多いのです。

中途半端だと思わないで



「仕事も子育てもちゃんとしたいのに、どちらも中途半端になってしまうような気がする」と多くのワーママが言います。たしかに私たちは100%の力を仕事にも子育てにも注ぐことはできません。それが会社に対する後ろめたさ、子供に対する後ろめたさにつながるのですよね。

でも考えてもみてください。この世の中に24時間100%全てに対して全力投球などという人はいません。

専業ママも子育てで妥協している部分はありますし、結婚していない同僚も仕事で妥協している部分は必ずあるはず。誰でも中途半端なところがあるのが普通です。

どこかで妥協しなければならないとしたら、悪い意味の「いいかげん」ではなく、よい意味の「良い加減」を目指そうじゃありませんか。

(文・曽田 照子)