お母さんから「ありがとう」と言われた子どもは優しい人へと成長します



子どもには「優しい人に育ってほしい」「社会の役に立つ大人へと成長してほしい」と願うお母さんも多いでしょう。そのため「人には優しくしなきゃだめよ」や「人の役に立つ大人になってね」と教えることがあるかもしれません。しかしそのような言葉よりも効果のある言葉があります。それは「ありがとう」です。お母さんが心を込めて「ありがとう」と言うと、子どもは優しく貢献心のある人間へと成長するのです。

人は「ありがとう」と言われると欲求が満たされて幸福感を感じる



人には生まれながらにして誰かの役に立ちたいという本能的欲求を持っているといわれています。それを心理学で「エフェクタンス(効力感)」と言います。そのため人から「ありがとう」と言われると、その欲求が満たされて幸福感を感じるのです。それはもちろん子どもであっても同じです。子どもは人から「ありがとう」と言われると幸せを感じます。それが大好きなお母さんであれば、なおさら大きな喜びとなります。

貢献の喜びを知っている子どもは、行動自体にやりがいや幸せを感じる



子どもがお手伝いをしてくれた時、ふと「偉いね」と言ってしまうことがあるかもしれません。しかし「偉いね」は子どもを評価する言葉です。評価をされ続けた子どもは、評価を気にしすぎるようになります。そしてその言葉を得たいがために行動を起こすこともあるでしょう。その一方で「ありがとう」と感謝の言葉を言われた子どもは貢献する喜びで満たされます。貢献の喜びを知っている子どもは、行動自体にやりがいや幸せを感じます。

目指すは「ありがとう」を言われるお母さんよりも、言うお母さん



きっとお母さんは家族から「ありがとう」とたくさん言われることがあるでしょう。「ありがとう」と言われたらとっても嬉しいですよね。「頑張って良かった」「これからも頑張ろう」なんて思うのではないでしょうか。でもこれからは「ありがとう」と言われる頑張り屋さんのお母さんよりも、子どもにたくさん「ありがとう」を言うお母さんを目指してみてはいかがでしょうか。

今日の1日1成長



優しい人に成長するためには、子どもにたくさん「ありがとう」と言おう子どもの貢献力も1成長、お母さんの感謝力も1成長。田中京子(文)うえだきょうこ(編集)日本キッズコーチング協会(監修)http://jakc.or.jp/