14日、澎湃新聞網によると、NHKは13日夜、戦時中に旧満州で密かに細菌兵器を開発し、実戦で使用した旧日本軍の実態を追った「731部隊の真実エリート医学者と人体実験」を放送した。写真は731部隊の遺構。

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2017年8月14日、澎湃新聞網によると、NHKは13日夜、戦時中に旧満州で密かに細菌兵器を開発し、実戦で使用した旧日本軍の実態を追った「731部隊の真実エリート医学者と人体実験」を放送した。日本のネット利用者の間には「直視すべき人間の恐ろしい姿だ」との声が広がった。

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番組では終戦直後、旧ソ連のハバロフスクであった裁判の音声記録を発掘。731部隊の中心メンバーが、国益のためと称して細菌兵器を開発し、旧満州で日本に反発した中国人、旧ソ連人を「死刑囚」と断定。細菌兵器開発の「人体実験材料」としていた事実を紹介している。さらに、旧日本軍だけでなく、医学界など学術界のエリートも計画に参加し、「死刑囚」を人体実験に活用していたことも明らかにしている。

番組は日本の「終戦記念日」を前に放送された。NHKがこの時期に731部隊のドキュメンタリー映像を流すのは、それだけで十分に戦争反対の強い意思表示でもある。日本の民放が2年前に行った若者を対象とした世論調査では、8月15日が日本が敗戦した日と知っていたのは、回答者の54%に過ぎなかった。中高生の14%は「知らない」と答えた。

今回の放送を受けて、日本のネット上では「人間の中の闇が犯した歴史上の真実を、われわれは直視しなければならない」などの声が上がっていると記事は伝えている。(翻訳・編集/大宮)