世界最大の自動車市場である中国における販売成績は各メーカーにとって世界販売台数を大きく左右する重要な要因となっている。尖閣諸島(中国名:釣魚島)をめぐる対立などで日中関係が悪化した際、日系車の販売は急激に落ち込んだが、現在は関係が小康状態にあることもあり、日系車は好調な販売を維持している。(イメージ写真提供:123RF)

写真拡大

 世界最大の自動車市場である中国における販売成績は各メーカーにとって世界販売台数を大きく左右する重要な要因となっている。尖閣諸島(中国名:釣魚島)をめぐる対立などで日中関係が悪化した際、日系車の販売は急激に落ち込んだが、現在は関係が小康状態にあることもあり、日系車は好調な販売を維持している。

 中国メディアの今日頭条は8日、中国における日系車の販売が好調であることについて、「中国人はなんだかんだ言っても、日系車が大好きなんだ」と伝えている。

 記事は、2017年7月の中国市場における日系メーカーの販売台数が好調だったことを伝え、特にホンダの販売台数は前年同月比11.6%増の11万3803台に達したことを紹介。対前年比で見た場合、17年2月から2桁の伸びを維持し続けているとした。また、トヨタの7月の販売台数は前年同月比11.4%増、日産は同14.2%増など、軒並み好調な販売となったことを紹介した。

 世界最大の自動車市場である中国では、各メーカーが激しい競争を展開しているが、日系メーカーが販売を伸ばす裏ではフランス系、韓国系の販売が急激に落ち込んでいる。一部ではフランス系、韓国系メーカーの競争力不足が指摘されているが、記事は「フランス系、韓国系が失ったシェアの大半を獲得しているのが日系メーカーだ」と伝えた。

 こうした日系車の好調ぶりについて、中国では「中国人はなんだかんだ言っても、日系車が大好きなんだ」という指摘があることを伝えたほか、ネット上では「中国の一般庶民にとって車は決して安い買い物ではなく、価格と品質を重視するのは当然」という声があると紹介。つまり、中国の消費者が価格と品質を重視してクルマ選びを行った結果として、日系車の販売が伸びているということであり、これは日系車の競争力がそれだけ高いということだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)