登録名はパ、パソコン?MLSに所属する珍名選手たち

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カカも所属するMLSオーランド・シティに珍名選手がいるのをご存じだろうか?

パソコンじゃないよPC

その名前は「PC」。パ、パソコン?とびっくりするがれっきとしたブラジル人左サイドバックである。

コリンチャンス下部組織出身のPCは、ベレネンセス(ポルトガル)へローンに出されるが1試合もプレーせずアメリカ下部へ再ローンに出されると以降現役生活のすべてをアメリカで過ごしている。

これまでは下部リーグで過ごしてきたが、今季、オーランド・シティへ加入したことでMLS初参戦となった。

本名はヴィクトル・パリアリ・ジロでヴィクトルまたはヴィクトル・ジロの登録名であったがいつしか“PC”と名乗るようになった。

PC本人によると「子供のころコリンチャンスでプレーしている時に9歳年上のパブロ・セーザルという選手がプレーしていた。彼に似ていたためにPCと呼ばれるようになった。パブロ・セーザルも自分も左利きでストレートヘア、左サイドバックという特徴を持っていた」という。

本人はヴィクトルと呼ばせようとしたが定着することはなくPCと呼ばれるほうがおおく“観念”したのだそうだ。

ニキ・ブダリッチGMは「彼は若く、エネルギッシュで技術を持つ選手。創造性と左サイドでのポリバレントさを我々に与えてくれるだろう」と語っている。

せっかくなので今回はMLSに所属する少し変わった選手名を見てみよう。

A.J.

メリーランド大学時代には2度のNCAAチャンピオンに輝く。2009年よりLAギャラクシーでプレーし、2016年よりヒューストン・ダイナモでプレーするのがAJだ。

父はメキシコ系グアム人、母はネイティブアメリカンでアメリカ代表歴も持つ選手だが、何と2013年にグアム代表に鞍替えしワールドカップ予選などにも出場した。

本名はアドルフ・ジョセフ・デラガルザ(Adolph Joseph DeLaGarza)とちょっと長く通称A.J.と呼ばれている。ただユニネームはかつてはDE LA GARZA、現在もDELAGARZAとなっておりあくまで愛称止まりなのがPCとの違いである。

息子が生まれたときに左心低形成症候群にかかっており、そうしたことから心臓に関するキャンペーン活動(LucaKnowsHeart campagaign)を盛んに行う。2014年MLSの年間で最も人道的だった選手賞に輝いている。

ハニーバジャー

最後は登録名ではないが珍しいあだ名を持つ選手を紹介しよう。ハニーバジャーの愛称を持つキューバ代表MFオスバルド・アロンソだ。

2007年のゴールドカップ中、ヒューストンにて逃亡して亡命、2009年よりシアトル・サウンダーズでプレーする。闘争心にあふれたファイターで運動量が豊富でアグレッシブに相手の攻撃の芽を摘み、フィールドの多くを動き回る精力的なセンターハーフだ。

一方でドリブル、パス、ミドルシュートなど攻撃面でも活躍できセットプレーを担当したり、チームキャプテンを務めるなどその働きぶりは多岐にわたる。

そうしたプレースタイルから「夜行性のアナグマのような肉食動物」であり「脅威のアサルトライフル」と同じ意味を持つハニーバジャーのニックネームで知られている。