シエラレオネの首都フリータウン近郊リージェントで起きた洪水(2017年8月14日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】西アフリカ・シエラレオネの首都フリータウン(Freetown)で14日、大規模な洪水が発生し、少なくとも312人が死亡、2000人以上が家を失った。市内の遺体安置所は満杯状態になり、住民らは行方不明になった家族を懸命に捜している。

 現地のAFP記者は、遺体が次々と搬送される様子を目撃。市内2地域で家屋が水に漬かり、道路は濁流の川と化し、街中には遺体が打ち上げられているという。

 赤十字(Red Cross)関係者はAFPに対し、死者は312人に達したと説明。自身のチームが現地の被災状況を確認中であり、犠牲者の数は増える恐れがあると語った。

 市内にあるコノート病院(Connaught Hospital)の遺体安置所職員によると、同施設には180人の遺体が搬送され、うち多数が子どもだった。「圧倒的な数の死者」が運び込まれたため、遺体の安置場所が不足しているという。

 地元メディアは、同市近郊のリージェント(Regent)地域にある丘で土砂崩れが発生し、そのために被害が拡大したと報じている。災害対策当局によると、家を失った人は2000人を超えており、アフリカ最貧国の一つである同国で起きた洪水被害に対し、大規模な人道支援が必要になるとみられる。
【翻訳編集】AFPBB News