「黒糖どらやき」(1個195円)。口当たりのいい粒あんがパンパンに詰まった生地はふわモチ!

写真拡大

横浜・元町のメイン通りから一本入った「元町仲通り」に店を構える「香炉庵」。洋菓子のイメージのある元町にあえて店を構え、17年に14周年を迎えた創作和菓子店だ。外観や内観のモダンな雰囲気は、西洋の香りがするこの町にも不思議となじんでいる。看板商品の「黒糖どらやき」を筆頭に、新感覚の菓子が次々に登場。15年には本店の2階に茶寮がオープン。そんな「香炉庵」のオススメ手みやげをピックアップした。

【画像を見る】コロンと転がる様も愛らしい「花元町」(6個入864円)。中のあんも色とりどり

■ モダンな店の定番は、伝統の和菓子

「黒糖どらやき」(1個195円)。常にどらやきを求める客がとぎれず来店するほどの人気。店内のガラス張りの工房で焼きたてを作っているが、時間によっては品切れになっている場合も。北海道産しゅまり小豆の素朴な甘さが楽しめるどらやきだ。沖縄産黒糖の風味とモチモチふわふわの生地との相性もいい。目上の人にも持っていきやすい、モダンで上品なパッケージも高ポイントだ。

■ SNS映え抜群のカラフル最中

ひと口サイズで、ちょっとずついろんな味を食べたい人にもオススメの「花元町」(6個入864円)。コロンと転がる丸い最中は、横浜港の浮き玉を表現。一粒ずつ味が違い、つぶあん(焦がし)、青梅(赤)、あんず(黄)、よもぎ黒糖(緑)、ごま(白)、こしあん(黒焦がし)の全6種。いずれも、薄皮のパリパリ最中で、素材の風味を生かしたあんの存在感が生きている。見た目もキュートで、女子ウケには最適な手みやげだろう。

■ 洋菓子?和菓子?和風ブッセ

前述の黒糖どらやきのような見た目の「どらブッセ(黄な粉)」(206円)。まろやかなクリームを、外側サックリ中モッチリの香ばしい生地でサンド。クリームにはきな粉が練りこまれている。きな粉とクリームの甘味は優しい味わい。きな粉で一気に和菓子らしい仕上がりに。洋菓子好きにも、和菓子好きにも好まれる一品だ。

■ セントラルキッチンは本店

現在、県内と東京に4店舗を構える香炉庵。その工房は本店のカウンターの奥にある。毎日、本店で作られたできたてを支店に配達。ガラス張りになっており、若手職人が作業する姿をライブ形式で眺めることができる。

和菓子には年齢層が高いイメージがあるかもしれない。だが「香炉庵」の菓子はどれも伝統を重んじながらも、創作性あふれる商品ばかり。洋菓子のように軽やかでいながら、日本の情緒も健在。両方兼ね備えたこの店の手みやげ、ぜひ試してみて。【横浜ウォーカー】