西大門刑務所歴史館で祖父、安昌浩の写真を指差すロバート・アン氏=14日、ソウル(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】日本による植民地時代に金九(キム・グ)らと共に中国・上海で韓国独立党を結成した独立運動家、安昌浩(アン・チャンホ、1878〜1938年)の孫に当たるロバート・アン氏は14日、祖父ら抗日独立運動家が投獄されていたソウル市内の西大門刑務所歴史館(旧刑務所跡)を見学し、記者団に対し「韓国は現在、世界で12番目の経済大国になった。韓国人が苦労してこの国を建設したという事実に本当に謙虚な気持ちになる」と話した。

 国家報勲処の招きで11日に来韓したアン氏は安昌浩の次男であるアン・ピルソン氏の息子。米カリフォルニア州で生まれハワイで育った。

 独立運動家の子孫として苦労した点について問われると、アン氏は「奪われた祖国を取り戻そうと米国に渡り、独立闘争を行った祖父は苦労したが、私が苦労したことは一つもない」と話した。

 アン氏はこの日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が独立運動などに取り組んだ独立有功者とその遺族などを青瓦台(大統領府)に招待して行った昼食会にも出席した。

 文大統領は独立有功者の子孫への支援を拡大する方針を示し、「これまでは(独立有功者の)子ども・孫への補償金が優先順位者1人だけに支給され、ほかの子ども・孫は恩恵を受けられなかったが、これからは生活が厳しい子ども・孫のための生活支援金事業を始める」と表明。約500億ウォン(約48億円)を投入するとした。

 アン氏は「文大統領が独立有功者の子孫のためにできる限りの努力をするとおっしゃって非常に感激した」とし、独立有功者に対する認識に深い感銘を受けたと話した。