ダンフォード統合参謀本部議長(左端)と会談する文大統領(右端)=14日、ソウル(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は14日、青瓦台(大統領府)で米軍制服組トップのダンフォード統合参謀本部議長と会談し、朝鮮半島の安全保障情勢について、北朝鮮の核・ミサイル能力の高度化によりこれまでになく急迫し脅かされていると述べた。また、大陸間弾道ミサイル(ICBM)級のミサイルを発射するなど挑発を続ける北朝鮮に対し、挑発をやめ速やかに対話の場に出てくるよう求めた。両氏は、新たな挑発には韓米連合防衛態勢に基づき強力に対応することで一致した。青瓦台の朴洙賢(パク・スヒョン)報道官が記者会見で伝えた。

 ダンフォード氏は、米政府の外交的、経済的圧力という朝鮮半島非核化に向けた努力を支援することが米軍の優先目標だとした上で、「その努力が失敗した場合に備え軍事的オプションを準備している」と言及した。その上で「米国の対応と措置については韓国と緊密に協議し、現状を戦争なしに解決することを期待する」と述べた。

 ダンフォード氏の「軍事的オプション」という発言について、青瓦台関係者は「外交的、経済的圧力を後押しするためのもので、平和的解決を優先目標に置くことを明確にしたもの」と説明し、「安保問題解決のため軍事的オプションを先に行使するという意味ではない」と強調した。

 会談は50分間行われた。米最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の在韓米軍配備や有事作戦統制権の移管などの懸案についての言及はなかったとされる。