自分の黒歴史を赤裸々に描いた漫画を、インスタグラムで発表している大盛のぞみさん。2人の子どもを育てる母でもある彼女が、“ほっこり下品”な、ゆるい子育て漫画をお送りします。

平和なひとり暮らしに事件を起こした、全文ひらがなの怪メール

妊娠して仕事をやめた私。これから巣づくりだ〜!と思っていた矢先、夫が突如、スコットランドのグラスゴーに海外赴任することに。
「もうすぐ出産だから、長期の出張はやめとくよ!」とか言いそうにないよな。と思ってたけど、やっぱり言わなかった。



「子ども生まれたら第二のお母さんになるんじゃないんかい!」と一応言ってみたものの、ダンナのあまりの浮かれように、なんとなく私まで嬉しくなってしまって、結局わりとすんなりお見送りしてしまった。


ところが、「憧れのヨーロッパー!!」とあれほど騒いでいたダンナから「じつはワタクシ英語できないみたい。なに言ってるのかわかっても、言葉がまったくつうじないの! 早く帰りたい!」と、泣きの電話が入ってくることに。

しかし私はその頃、ひとり暮らしを最大限満喫中。

好きな時間に寝て起きて、好きなもの食べて日中は窪塚洋介が出ていたDVDを片っぱしから観るという、夢のような生活を送っていた。


そんな暮らしが一週間ほど続いたある日、登録外のアドレスから、句読点なし全文ひらがなの怪メールが届いた。


「どしてますかあついなかはああはああいうてすごしてますいちどあいたいからいきます」

一瞬元彼のネパール人が頭に浮かんだが、差出人のアドレスは【旦那の名前+誕生日+なっちゃん+誕生日@docomo.ne.jp】。

え…?何これ。ダンナも外国人とつき合ってたの? なんなんこれ。
私の頭がパニックになったその日の夕方、事件は起きた!(続く)

【大盛のぞみ】
Instagramに@imoootjya名義で投稿した“ほっこり下品”な手描き漫画が、今いちばんポップな闇漫画として大きな反響を呼ぶ。フォロワー数は約8万人。岡山県に暮らす2児の母。初の著書『のぞみ33歳。だだ漏れ日記』(扶桑社刊)が発売中。