ネパールの首都カトマンズの南約200キロにあるビルガンジ・パルサ地区で、冠水した一帯の様子(2017年8月13日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】ネパールとインド、バングラデシュでモンスーンによる洪水が発生し、少なくとも165人が死亡、多数が避難を余儀なくされている。被害の規模が明らかになるにつれて、当局は死者数がさらに増える可能性があると警告している。

 3日間降り続けた豪雨により、鉄砲水や土砂崩れが相次ぎ、ネパールでは少なくとも70人が死亡。インド北部および東部では73人が、バングラデシュでは22人が死亡した。

 またインド北東部のアッサム(Assam)州ではモンスーンによる洪水が相次ぎ、約20万人が避難所で生活を送っている他、ネパールと国境を接する同国東部ビハール(Bihar)州でも、1万5000人が避難を強いられている。さらに北部ヒマチャルプラデシュ(Himachal Pradesh)州の山岳地帯では大規模な土砂崩れが発生。バス2台が山の中腹から深い峡谷に押し流され、少なくとも46人が死亡。現場一帯では救助隊による捜索活動が現在も続いている。

 一方、ネパールでは4万8000棟の住宅が洪水によって水没。救助隊員らが遠隔地にある被災地へ向かっているものの、同国内務省によると47人が行方不明となっており、死亡したと推定される。

 バングラデシュでは、洪水により22人が死亡した北部地域へ、堤防の補強作業のため軍の部隊が配備された。地元当局者はAFPの取材に対し、数日間の豪雨により発生した洪水により川が氾濫し、最大で70万人が孤立したとしている。
【翻訳編集】AFPBB News