【ソウル聯合ニュース】韓国国防部は14日に開かれた国会国防委員会に提出した業務報告の資料で、北朝鮮が米領グアム周辺へのミサイル発射計画を発表したことなどと関連し、「韓米同盟の強力な対応の意思と能力を示す準備をし、必要に応じてこれを実行するだろう」と強調した。

 具体的には▼韓国軍単独、または韓米連合による武力誇示▼韓米合同指揮所演習「乙支フリーダムガーディアン」(UFG)を契機とした北朝鮮核・ミサイル対応演習の強化▼米戦略兵器の朝鮮半島展開と韓米合同軍事演習の追加協議――などと国防部は説明した。

 国防部は韓国軍と韓米同盟の能力強化のため、北朝鮮の核とミサイルを無力化するための「3軸体系」構築の前倒しや、米最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の発射台4基の臨時追加配備などを推進すると説明した。3軸は北朝鮮の核・ミサイル発射の兆候を事前に察知して先制攻撃する「キル・チェーン」、発射されたミサイルを迎撃する「韓国型ミサイル防衛(KAMD)」、北朝鮮が攻撃してきた場合に指導部などに報復攻撃を行う「大量反撃報復(KMPR)」。

 北朝鮮によるグアムへのミサイル発射計画の意図については、「米国が主導した国連安全保障理事会の制裁決議採択に対する強い反発と、米朝間の直接対決の構図を作ることで国際社会からの制裁の局面を打開しようとする試み」との見方を示した。また「対北制裁やUFGに反発し、戦略・戦術的に挑発する可能性が高い」と見通した。