勝ち越し弾を決めてからわずか2分後に悲劇というべき事態に見舞われたC・ロナウド。今後いかなる処分が下るのか? (C) Getty Images

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 提示されたレッドカードを前に思わず出してしまった手が、大きな痛手となるかもしれない。現地時間8月12日のスペイン・スーパーカップ第1レグで退場となったレアル・マドリーのクリスチアーノ・ロナウドに、長期出場停止処分が科される可能性が浮上している。スペイン紙『マルカ』が報じた。
 
 8月5日にチームに合流したばかりだったC・ロナウドは、敵地カンプ・ノプで行なわれた宿敵バルセロナとの一戦でベンチスタートとなった。だが、58分から途中出場すると、1-1のタイスコアで迎えた80分、カウンターから貴重な決勝点をマーク。ポルトガル代表FWはユニホームを脱いで喜び、これでイエローカードを出された。
 
 まさかの事態に見舞われたのは、そのわずか2分後だった。バルセロナのCBサミュエル・ウンティティと競り合って転倒したC・ロナウドが、シミュレーションを取られて、2枚目のイエローカードを出されて退場となったのだ。
 
 デ・ブルゴス・ベンゴエチェア主審の判定を見て事態を悟ったC・ロナウドは、「信じられない」といった表情で背中を向け、両手で頭を抱えた。そして同時にレッドカードを提示されると、同主審に詰め寄り、背後から軽く突き飛ばした。
 
 マルカ紙によると、ベンゴエチェア主審は試合報告書に軽く突き飛ばされたことを記しているため、C・ロナウドには4〜12試合の出場停止処分が科される可能性があるという。
 
 8月16日に行なわれるバルセロナとのスーパーカップ第2レグだけでなく、リーガ・エスパニョーラ序盤戦でも大エースを欠くとなれば、R・マドリーにとっては大きな痛手だ。
 
 当然、チームはC・ロナウドを擁護している。マルカ紙によると、キャプテンのセルヒオ・ラモスはC・ロナウドがバランスを崩しただけだと主張し、「異議を申し立てることができるかもしれない」と、処分取り消しへの期待を伺わせた。
 
 また、ジネディーヌ・ジダン監督も、「審判の仕事には口をはさみたくない」としつつ、「おそらくPKではなかっただろうが、カードはちょっと厳しすぎる」と、判定に異論を唱えている。
 
「変えることはできないが、我々は彼が水曜の試合(16日の第2レグ)に出られるように努める」
 
 シーズン初の公式戦でまさかの退場となったC・ロナウドは、第2レグのピッチに立つことができるのか。それとも長期の出場停止を命じられるのか。その処分の行方に注目が集まる。