9日、本格的な夏のレジャーシーズンを迎えた韓国の有名避暑地で「今年もぼったくりが繰り返されている」として、韓国・中央日報が、韓国人も驚くその実例を報じた。写真は釜山の海水浴場。

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2017年8月9日、本格的な夏のレジャーシーズンを迎えた韓国の有名避暑地で「今年もぼったくりが繰り返されている」として、韓国・中央日報が、韓国人も驚くその実例を報じた。

まずは、SNSに投稿された釜山(プサン)の海水浴場の写真から。海の家風の店の料金表には、「パラソル」や「水着」(レンタル)が各5000ウォン(約480円)、「カップラーメン」「ホットドッグ」が各2000ウォン(約190円)などの文字が見えるが、その横に「時価」と表示された商品がある。飲食店の生ものメニューなどでよく見掛ける「時価」だが、この店の時価商品は「レジャーシート」と「ドリンク」だ。ネットでは「さすがにレジャーシートが時価というのは初めて見た。天然素材かよ」とのツッコミもあったが、SNSの書き込みによると、レジャーシートを時価で販売する例は韓国の複数の観光地で見られるという。

次の避暑地は、山間の渓谷。韓国では、水の流れの程近くに板を渡すなどして簡易な座席を設けた季節限定の飲食店が夏に多数登場する。席に座って涼を取るには何か料理を頼まねばならないが、韓国のテレビで報じられたある店では、最も安い丸鶏の水炊きが7万ウォン(約6800円)。この他、まず席料2万ウォン(約1900円)を払わなければ渓谷に近づけない所もあるそうだ。

3例目は再び海水浴場。海にはレジャーシートやテントを持参する客も多いが、砂浜にシートを敷こうとするや、近くの店から「個人的にシートを敷くことはできない」と止められることがあるという。店は何らかの料金を払って許可を取り、店のシートを敷いているためだ。

中央日報は、こうした避暑地のぼったくりに嫌気が差し、国内に背を向け海外旅行に出掛ける韓国人がますます増えていると分析している。ある旅行業関係者も、毎年繰り返されるぼったくりに「国内の旅行客は『カモ』になってしまっている」と話した。

これにはネットユーザーからも「だからみんな海外に行くんだよ」「海外の方が何かと楽だよね」「国内は高いし汚いし不親切」と加勢する意見や、「避暑に行ってぼったくりに遭うくらいなら、家でエアコンを付けて休んだ方がいい」と「家派」の主張が寄せられている。

また「商売も先のことを考えてやらなきゃ」と業者への苦言や、「毎年こういうニュースが出るのに、毎年出掛けて行ってぼられるカモがいることに驚くよ」と客側への指摘もある中、「日本のことを悪く言っていないで少しは学ぶべきだ。正直で親切。また行きたくなるじゃないか」と、日本に言及するコメントもあった。(翻訳・編集/吉金)