なぜ男性は妻・彼女がいてもキャバクラへ行くのか?

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 元キャバ嬢ライターのカワノアユミです。先日、私の元に友人の主婦・MちゃんからLINEがきました。内容は次のようなものです。

「旦那がキャバクラに行ってるみたいなんだけど……」

 Mちゃんは夫が友人とキャバクラに通っていることを知り、夫を問い詰めた後に大喧嘩になったそうです。その怒りが収まらず、私に連絡したとのこと。Mちゃんの言い分はこうでした。

「どうして男は結婚していてもキャバクラへ行くのか?」「飲みに行くのはいいけど、なぜキャバクラなのか」「そんなお金があるのなら家族に使ってほしい」とのこと。

 私は自分の彼氏や旦那がキャバクラに行っても全然気にしないので、Mちゃんが怒ることが理解できないのですが、元キャバ嬢として答えさせてもらいます。

◆男だけで飲んでても、話すことがほとんどない

 女性は女同士でいてもずっと喋っていられるので、女子会とか好きですよね。

 女性は男性に比べてプライベートを大切にするので、話題が豊富です。恋愛(家庭)の話、習い事、旅行、好きなタレントやスポーツ選手の話、スイーツ、ショッピング、今期のドラマの話など。

 ところが男性は仕事がメインという人が多く、男だけの飲み会の話題は大きく分けて3つほどしかありません。

(1)仕事の話
(2)ゴルフなどスポーツの話
(3)エロ話

 よって、「飲み会を開いたけど、特に話すことないな…そうだ、キャバクラでも行くか」となるのです。

 ではなぜ、キャバクラへ行くのか。

 ひとつには、男同士では途切れがちな会話も、横に女性がいておだててくれたりすると盛り上がるからです。

 また、男性が二次会で使える店の選択肢があまりにも少ないこともあります。

 女性同士の飲み会ですと二次会は、バー、カラオケ、スイーツなどたくさん選択肢がありますよね。これらの店に大人の男性同士で行くとどうでしょう。盛り上がらなさそうだし、浮いてしまうかも…。

◆キャバクラに通う男性に聞くと「接待、つきあい」

「仕事上、接待が多いのでキャバクラは欠かせません。女性社員を接待に連れて行き色々言われるよりも、プロの子に接待してもらうほうが、こっちも気を遣わず安心して飲めます。

 接待で使う店をリサーチをするためにも、キャバクラはよく行きますね。でも経費を使うので、自腹で行くことはないですね」(38歳・営業職)

「プライベートでキャバクラに行くこともありますが、大人数の時のみですね。正直キャバクラ嬢に対して皆、多少の下心はあると思いますが、ワイワイ騒ぐだけで実際は何もありません(笑)。ハマる人は、独身でフリーの人が多い気がします」(40歳・会社員)

 男性側の意見を聞いても、付き合いで行く人がほとんどでした。

◆既婚男性でキャバクラにハマる人はわかりやすい

 では、既婚者でもキャバクラにハマる人はどのようなタイプなのでしょうか。キャバ嬢の意見も聞いてみました。

「既婚者の方でも、ハマりそうな人って分かりやすいんです。

 まず、自分に自信のある人。収入を自慢したり、他店のキャバ嬢からの営業メールを嬉しそうに見せてくる人です。収入を自慢するといっても、高収入というわけではありません。

 例えばキャバクラに月50万円使ったとします。月収が100万円ある人ならまだ余裕があります。でも月収が50万円の人は余裕がなくなる分、キャバクラに対して執着心が生まれるんです。そういう人はハマりやすい気がします。

 また、過去に一度でもキャバ嬢を落とせたという男性はキャバ嬢に対して『絶対に落とせる』というプライドが強く、ハマりやすいと思います」(某店ナンバー1キャバ嬢)

 一昔前まで、キャバクラは「非日常な空間を楽しむ場所」として高額を払う場所でした。でも最近ではブームも過ぎ、昔ほど敷居の高い場所ではなくなってきています。

「夜遊びの一つ」として、女性も広い心を持ってほしいと思います。でも、どうしても許せない! という既婚女性は、絶対に財布のひもだけは握っていてください。

 キャバクラはあくまでもお金ありきの場所ですからね。

【カワノアユミ】
東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。裏モノ・夜ネタを主に執筆。海外夜遊び歴13年。参加した書籍に『旅の賢人たちが作った最強ナビ』シリーズがある。