インドネシアのアチェ州で行われた伝統舞踊「サマン」のリハーサルに参加する人びと(2017年8月12日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】インドネシア・スマトラ(Sumatra)島北部のアチェ(Aceh)州で13日、1万人以上が一堂に会して伝統舞踊「サマン(Saman)」を披露し、これまでの最多人数記録を更新した。歌とダンスのパフォーマンスでは、アチェ州にあるグヌンレウセル国立公園(Mount Leuser National Park)の保護の必要性が強調された。

 黒色と黄色の伝統衣装をまとった男性たちは整然と並んで座り、徐々に早くなる伝統的な音楽のリズムに合わせて肩や膝を手でたたいた。サマンは「千の手のダンス」とも呼ばれ、2011年には、国連教育科学文化機関(UNESCO、ユネスコ)の「緊急に保護する必要がある無形文化遺産」に登録された。

 インドネシア記録博物館(Indonesian Record Museum)は今回の参加者数1万1人を、昨年の記録6600人を打ち破る国内新記録として認定した。

 グヌンレウセル国立公園には希少なスマトラトラとスマトラゾウが生息しているが、横行する密猟とパーム油農場拡大による熱帯雨林の破壊で危機にひんしている。
【翻訳編集】AFPBB News