世界中で多くの人々が憩いの場として集うお店といえばカフェ。

例えば、チュニジアのシディ・ブ・サイドにある世界最古のカフェの1つと言われる「カフェ・デ・ナット」や、イタリア・ヴェネツィアにあるカフェラテ発祥のカフェ「カフェ・フローリアン」、そして、イギリスではお洒落にスコーンを楽しめるカフェがありますし、シンガポール名物のカヤトーストを楽しめるカフェがあります。

また、ロサンゼルスではセレブに愛されるカフェがあり、はたまたカナダのトロントではお洒落なカフェが多くの人々を魅了しています。

さらに、マドリッドには緑溢れるお洒落なカフェがあり、ヘルシンキのカフェは多くの旅人に愛されています。他にもあのカフカが愛したチェコ・プラハのカフェや、世界でもっとも入りにくいと言われる台南のカフェ、そして、世界で6番目に美しいと言われるポルトガルのカフェなど、世界中の様々な場所で、積み重ねられた文化や歴史とともにカフェが存在しています。

そんな世界中にある素晴らしいカフェの中から、今回はラトビアの首都リガにある素敵なカフェをご紹介しましょう。

お店の名前は「パルナースィム(Parunāsim)」。

世界遺産の旧市街にありながら、メインストリートではなく、ちょっと奥まったところにあるために、隠れ家的な雰囲気が味わえるおしゃれなカフェです。

肩を寄せ合うようにして並んでいる、有名な中世の住宅「三人兄弟」の前の小道を歩いていると、「THE MOST ROMANTIC CAFE IN OLD TOWN」という看板が目に入ります。

「旧市街で最もロマンティックなカフェ」とは、なかなか大きく出たなものですが、中に入ってみるとそれも納得できるはずです。

パルナースィムは、13世紀に建設され、15世紀に建て直された聖ヤコブ教会の一部を利用したカフェ。現在カフェとして使われている空間は、かつては礼拝堂だったそうです。

看板にしたがって奥に進んでいくと、店の外には開放的なテラス席が。歴史の重みを感じさせる古い建物と「CAFE」のロゴとのギャップが面白く、一瞬にして楽しい気分に包まれます。

店内に足を踏み入れると、そこには独特の世界観で作り上げられたおしゃれ空間が広がっています。レンガや木の素朴な風合いを生かしつつも、どこかダークなインテリアでまとめられた1階席。

クラシカルでありながら、ヒップな雰囲気漂う空間に「こんなカフェ見たことない!」と、驚いてしまうかもしれません。

カウンターのショーケースには色とりどりの自家製ケーキが並び、どれもおいしそうで目移りしてしまいます。

ゆっくりとくつろぎたいなら、より落ち着いた雰囲気の2階席へ。ゆったりとした間隔でテーブルが配置され、静かな時間が流れる2階席は居心地抜群です。

店名の「パルナースィム(Parunāsim)」とは、ラトビア語で「Let’s talk」の意味。お客さんにゆっくりと会話を楽しんでほしいというオーナーの願いが込められています。こんなに素敵な空間なら、何時間でも話していられそうですね。

特に窓際の席は、ムード満点でカップルにもぴったり。「旧市街で最もロマンティックなカフェ」という売り文句は、決して大げさではありません。

ガラスで保護されている天使の壁画は、16世紀当時のオリジナルなのだとか。古いものと新しいものをうまくミックスさせた独特の空間に、心躍らずにはいられません。

空間がおしゃれであるのみならず、スイーツも美味。今回いだだいたフォレストベリーのチーズケーキは、ほのかな酸味とフルーティーな甘さのバランスが絶妙で、手作りの優しい味わいに心癒されました。

リガならではの歴史的建造物を利用したカフェ「パルナースィム」。感性を刺激される空間と、おいしいスイーツは、リガでの滞在をさらに彩ってくれることでしょう。

Post: GoTrip! http://gotrip.jp/ 旅に行きたくなるメディア

「パルナースィム カフェ(Parunāsim Kafe’teeka )」
住所: Maza Pils iela 4, Riga
電話:+371 25 663 533
https://www.facebook.com/parunasim