米イリノイ州シカゴで、ドナルド・トランプ大統領とマイク・ペンス副大統領らの人形を掲げて憎悪や白人至上主義への抗議活動を行う人(2017年8月13日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】米南部バージニア(Virginia)州シャーロッツビル(Charlottesville)で白人至上主義を掲げる団体と反対派が衝突した事件で、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領が白人至上主義者らを明確に非難しなかったことに批判が高まっている。米ホワイトハウス(White House)は13日、「大統領が非難した対象には白人至上主義者やクー・クラックス・クラン(KKK)、ネオナチも含まれる」と釈明に追われた。

 事件では12日、現場の人だかりに車が突っ込み、女性1人が死亡、19人が負傷した。トランプ大統領は「各方面の」暴力と憎悪、偏見を非難する半面、集会を開いた白人至上主義者らへの明確な非難は避けた。これには与党・共和党からも批判の声が上がった。

 ホワイトハウスの報道官は、トランプ氏が事件後に表明した内容について「あらゆる形の暴力、偏見、憎悪を非常に強く非難している。それには当然、白人至上主義者、KKK、ネオナチなど、あらゆる過激主義者集団が含まれる」と述べた。

「大統領は国の団結、すべての国民の連帯を呼び掛けている」とも指摘した。

 トランプ大統領の長女で大統領補佐官のイヴァンカ・トランプ(Ivanka Trump)氏も13日、「社会にはレイシズム(人種差別主義)、至上主義、ネオナチの場所はない」とツイート。

 マイク・ペンス(Mike Pence)副大統領も訪問先のコロンビアで、白人至上主義は容赦しないと言明した。
【翻訳編集】AFPBB News