【トリビア】コーヒーの知られざる歴史と秘密の11選を発表! 知れば知るほど深いコーヒーの世界

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眠気を覚ましたいときやリラックスしたいときなどにコーヒーを飲むという方は多いのではないでしょうか。コーヒーは世界中で愛飲されていますが、日本では自動販売機でもたくさん販売されていますし、特にコーヒーと馴染みの深い国だと言えるのではないでしょうか。

コーヒーの歴史と秘密に迫る



しかし、よく考えてみれば苦くて黒い液体をどんな経緯で飲み始めるようになったのでしょうか。ジュースなどと同じ物差しで測れば全然美味しくないと評価されてもおかしくないドリンクです。

そこで今回はコーヒーの知られざる歴史や、コーヒーにまつわる秘密などを厳選してお届けします。普段からコーヒーをよく飲むという方でも、その歴史はあまり知らないという方は多いのでは。ぜひご一読ください。

コーヒーの知られざる歴史と秘密の11選



1. コーヒーの起源は大まかに分けて3つ

コーヒーの起源にはたくさんの説があるのですが、大まかに分けると3つに分類されるそうです。ひとつは9世紀頃のエチオピアでヤギ飼いの少年が赤い実を食べると興奮して飛び跳ねることに気づき、眠気覚ましとして使われるようになった説。

ふたつめは13世紀のモカで街を追放された者が山中で鳥に導かれて発見した説。そしてもうひとつは15世紀のアデンで眠気覚ましとして使われるようになった説。

それぞれの国に伝わった歴史はしっかりと残されているケースがほとんどですが、本当の起源についてはあやふやな部分が大きいのです。



2. 日本に喫茶店ができたのは1888年

日本にはじめての喫茶店が登場したのは1888年のことで、今から約130年も昔のこととなります。東京・下谷黒門町に「可否茶館(かひいちゃかん/かひーさかん/こーひーさかん)」という名前の本格的喫茶店が開店したのが日本最初だと言われているのです。ちなみに当時の値段ですが、コーヒー1杯が1銭5厘、牛乳入りコーヒーが2銭とのこと。

しかし、コーヒーを広めるにはまだ早かったのか、残念なことに「可否茶館」は3年足らずで閉店してしまったそうです。

3. ブレンドコーヒーとアメリカンコーヒーの違い

皆さんはブレンドコーヒーとアメリカンコーヒーの違いはわかりますか? アメリカンコーヒーのほうが薄めの味になっているため、お湯が多いだけでは?と思っている方も多いでしょうが、実際は違います。

数種類の豆を選別し、ブレンドして淹れたものがブレンドコーヒーで、アメリカンコーヒーは豆を浅めに焙煎したコーヒーのことを指します。酸味が強く、さっぱりとした味わいを楽しむことができます。

4. アメリカンコーヒーは和製英語

アメリカンコーヒーはアメリカ大陸で開拓を進めていたヨーロッパの人々が、高度な機械(ドリップマシーン)がないためにコーヒーの焙煎をじっくりできなかったことから生まれたコーヒーだそうです。

ただ、それをアメリカンコーヒーと呼んでいるのは日本だけ。アメリカンコーヒーは和製英語であり、海外ではまったく通じないので注意しましょう。

5. オーストラリアでは「コーヒー」とはあまり呼ばない

オーストラリアにはカフェ文化がしっかりと浸透しているのですが、コーヒーのことをコーヒーとは呼ばないので要注意です。ブラックコーヒーは「Long Black (ロング・ブラック)」と呼ばれ、ミルク入りのコーヒーは「White Coffee(ホワイトコーヒー)」、エスプレッソのことは「Short Black(ショート・ブラック)」と呼ばれています。

また、オーストラリアで「アイスコーヒー」と言うと、アイスクリームや生クリーム入りのコーヒー(コーヒーフロート)を指すことになります。



6. 10月1日はコーヒーの日

1983年に全日本コーヒー協会が10月1日を「コーヒーの日」と設定。 国民的飲料として定着しつつあったコーヒーの魅力と美味しさを消費者に再認識していただくことを目的として定められました。その後、国際コーヒー機関(ICO)でも同じ10月1日をコーヒーの日と定めたため、この日が世界的なコーヒーの日となりました。

どうして10月1日なのかというと、コーヒー業界では新年度が始まるのが10月1日であり、日本では秋冬の時期にコーヒーの需要が高まることから、とのことです。

7. 同じ品種でも焙煎のしかたで味が変わる

コーヒーの味は7割生豆・2割焙煎で決まると言われていて、同じ品種のコーヒー豆でも焙煎士によって味が異なります。浅く煎ると酸味が強調され、深く煎ると苦味が強くなるそうです。

ロースター(焙煎工場)に併設されているカフェではその違いを大きく感じることができるため、好きなコーヒー豆の種類を見つけたら、次はいろいろな焙煎工場を回ってみると面白いかもしれません。

8. リラックス効果の強いコーヒーは?

コーヒーの香りにはリラックス効果があると言われていますが、その中でも特にリラックス効果が高いのは「ブルーマウンテンコーヒー」と「グァテマラコーヒー」とのことです。

ブルーマウンテンコーヒーとグァテマラコーヒーの香りを嗅ぐと、その他のコーヒーの香りを嗅いだときと比べ、人間の脳にα波がたくさん出ているということが実験によって証明されたのだとか。

もちろん他のコーヒーの香りに効果がないわけではありませんが、特に癒されたいときはこのどちらかを飲んでみるといいかもしれません。



9. コーヒーにはダイエット効果もある

コーヒーに含まれるカフェインによって、脂肪を燃焼させる脂肪分解酵素リパーゼ、クロロゲン酸の活動が活発になり、痩せやすくなるそうです。食後や入浴前に飲むのもいいですが、ブラックコーヒー(ホット)を飲んでから20〜30分後に有酸素運動をすると効果を実感しやすくなるはずです。

ただしコーヒーには副作用もあるため、あまり飲みすぎず1日2〜4杯程度までにとどめておきましょう。

10. 清涼飲料水販売量の3割は缶コーヒー

日本での清涼飲料水におけるシェアは、なんと3割を缶コーヒーが占めているそうです。それだけ自動販売機などで缶コーヒーを購入する人が多いのでしょう。



11. 動物の糞を使ったコーヒーが存在する

世界で最も高級なコーヒーは「コピ・ルアク」というコーヒーだと言われているのですが、こちらのコーヒーはインドネシアのジャコウネコにコーヒー豆を食べさせることで体内で発酵させ、そのまま糞と一緒に排泄された豆を使用してコーヒーにするという凄まじいもの。

もちろん排泄物のニオイは一切せず、むしろコーヒー本来の香りが強く漂ってくるうえに、あっさりと飲みやすいコーヒーなのです。

これで君もコーヒー博士だ!



コーヒーにはたくさんの種類があり、それぞれに深い歴史とこだわりが存在しているため、今回ご紹介できたのはコーヒーにまつわるトリビアのほんの一部。

興味のある方は自分の好きなコーヒー豆について少し調べてみるだけでも、驚くほどの情報が見つかることでしょう。そしてきっと今まで以上にコーヒーを堪能できるようになるはずですよ。

■執筆・監修:Mr. Fox

執筆、撮影、編集家。日本生まれ、生年不詳、トレードマークはキツネの顔。世界各国を回りながら、メディアに関わる仕事をしてます。人のアイデアを転がします! コンコン。https://twitter.com/im_mr_fox/