快感に誘う「名器」は本当に存在するのか 産婦人科医が明かすその実態

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夫婦関係や恋人関係がうまくいくために、なんだかんだ「体の相性」や「セックスに満足しているか」は大切です。

特に男性にとって、自分が相手を性的に満足させられているか、というのは大いに気になるところ。しかし、その気持ちに反して男性は女性の体についてあまりにも知らず、誤解も多いのが事実です。

産婦人科医である宋美玄先生は、著書『女医が教える 本当に気持ちのいいセックス』(ブックマン刊)で、男性が女性の体について抱きがちなこんな誤解を正しています。

■結局、マスターベーションをする女性はどれくらいいるのか?

AVの影響か、女性も男性と同じように習慣的にマスターベーションをすると信じている男性は、案外多いもの。ただ、宋先生が行った調査では、「マスターベーションをしたことがありますか?」という質問に対し、男性は大多数が「はい」と答えたのに対し、女性は各年代を合わせても「はい」と答えたのは半数程度だったそうです。

これを多いと見るか少ないと見るかは意見の分かれるところでしょうが、同じ調査で「頻度」について質問したところ、「週1回」〜「ほぼ毎日」と答えた人は女性全体の3分の1程度で、最も多い答えは「年数回程度」だったそうです。これを踏まえると、女性のマスターベーションは、行う人もその頻度も、男性が考えるよりもかなり少ないと言えます。

補足すると、マスターベーションを覚えるタイミングについても男女で違いがあり、男性はマスターベーションを知った後にセックスを経験し、女性はセックスで性的快感を知ってからマスターベーションを覚える傾向があるようです。

■“ミミズ千匹”や“カズノコ天井”「名器」は存在を医師が証言

男性の間で半ば“願望”として語られる「名器」についての誤解にも、宋先生は触れています。

今更説明するまでもなく、名器とは“ミミズ千匹”や“カズノコ天井”といった、セックスの際に男性に強い快感を与えることのできる特殊な女性器の形状のこと。

ただ、宋先生によると、とある内診で女性患者の膣内に指を挿入した際に、“カズノコ天井”と思われる女性器に出会ったことはあるものの、それは産婦人科医として何万人もの女性器に接してきた宋先生でも、たった一度、一人きりだそう。

男性が一生のうちにベッドを共にする女性の数と、数万人に一人という確率を考えると、「名器」を体験することはまずないと言えそう。だからこそ「噂」として根強く男性同士で語り継がれているわけですが、あまり期待しないほうがよさそうですね。

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ここで取り上げた、女性の体についての男性の誤解だけでなく、本書では「男性が考える気持ちいいセックス」を必ずしも女性は歓迎していないという、男女間のセックスについての誤解についても切り込みます。

独りよがりのセックスは相手にとって苦痛なだけ。どうせなら相手も自分も心から満足できる時間にできるように心がけたいものです。女性の体について知ることは、その第一歩になるはずです。

(新刊JP編集部)

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