インド北部ラダックを訪れたチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世(2017年7月12日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ(Dalai Lama)14世(82)が、「極度の疲労」を理由に今週予定されていたボツワナ訪問を中止した。

 11日夜に発表された公式声明によると、ダライ・ラマは高齢により体が休養を必要としており、医師からも今後の数週間は長旅を控えるよう言われたという。またボツワナ大統領らに宛てた書簡のなかで「極度の疲労」のために訪問を中止することを「心の底から残念に思う」と述べている。

 インドで亡命生活を送るダライ・ラマは、ボツワナの首都ハボローネ(Gaborone)で17日から3日間の日程で開かれる会議で演説することになっていた。

 しかし中国政府はダライ・ラマのボツワナ訪問を前に、同師の訪問を受け入れたボツワナに対する怒りを表明。中国外務省の陸慷(Lu Kang)報道局長は先月、チベット問題では中国の主権に「心から敬意を払い、正しい判断を下す」ようボツワナ政府に求めていた。

 中国はアフリカ各国にとって主要投資国であり最大の貿易相手国でもある。ボツワナでも道路網の開発や発電所、橋、学校の建設などを支援している。
【翻訳編集】AFPBB News