ブラジルのサンパウロ州サントス沿岸で、「ログイン・パンタナル」から落下したコンテナの中身を略奪する人たち。サンパウロ警察の公開写真(2017年8月11日撮影、同12日公開)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】ブラジルで11日、サンパウロ(Sao Paulo)州サントス(Santos)沿岸を航行していた貨物船から多数のコンテナが海へ落下し、一部の住民が「海賊」と化してコンテナの略奪行為に走った。

 この貨物船はブラジル船籍で全長182メートルの「ログイン・パンタナル(Log-In Pantanal)」で、警察によると落下したコンテナは計45個。コンテナには電化製品からタイヤや自転車など様々な生活用品が入っていた。警察は現在、全力をあげて積み荷を略奪した人たちの行方を追っているという。

 ブラジルのニュースサイトG1やソーシャルメディアには12日、小舟でやってきた人たちが海上に浮かんだコンテナから積み荷を略奪する様子を捉えた写真が掲載された。他にも、積み荷の通学用リュックが多数、海上に散乱して浮いている写真や、新品の自転車らしきものを抱えて海辺を歩く男性たちの写真もある。

 海賊対策の巡視船は略奪品を積んだスピードボート2隻を追跡して捕獲。サンパウロ警察によると、これまでに計9人の身柄を拘束した。略奪された積み荷は100品目以上で、ほとんどが電化製品や家庭用品だという。

 コンテナが落下した原因はまだ不明だが、インターネット上に投稿された動画は「ログイン・パンタナル」が荒波のなかを大きく揺れながら沿岸を航行する様子を捉えている。

【翻訳編集】AFPBB News