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お盆休み真っ最中ですね。みなさん夏休みの旅行にはもう行きましたか?

実はまだ決めていない……という方には、車で行く国内旅行、しかも世界遺産を訪れる旅をオススメします。

楽しみながら同時に自由研究も終えられるので一石二鳥!

海外やテーマパークもいいけれど、たまには国内、それも世界遺産を見に行く旅はいかがですか?

■国内の「世界遺産巡り」のススメ。我が家の場合

夏休みになると、子どもが家にいて「どこかに連れて行ってーー!」と毎日大騒ぎ。

騒ぐ子どもをなだめるためにも、旅行の計画を立てる家庭は多いと思います。

そこで、今年の夏はどこに行くかまだ迷っているという人には、「日本世界遺産の旅」をオススメしたいと思います。

最近では、海外旅行も価格が手頃になり、早くから計画して海外へ、というご家庭もあると思います。

もちろんそれは有意義なことですし、「何で国内の世界遺産なの?」と思う方もいるでしょう。

筆者がそれをオススメする大きな理由のひとつは、後々の中学受験にそれが大いに役立ったからなんです。

我が家では、子どもが小学校へ入学したころから、車で旅行をするようになりました。

最初は帰省のためでしたが、車で下道を走っているとき奈良辺りで「法隆寺が近いって? ちょっと寄っていく?」、

兵庫県を通過中に「ここ曲がったら姫路城だって」といちいち道草をしているうちに、いつの間にか「世界遺産巡り」をしていたんです。

■子どもにルートを決めさせることで自主性も育つ

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そんな風に偶然いくつかの世界遺産を訪れるうちに、日本地図を広げて「次の旅行はこの世界遺産に行ってみよう!」

と、完全に世界遺産が旅行のテーマになっていきました。

夏休みだけでなく冬も春も小旅行をして、行った場所には印をつけ「広島は2つ制覇したぞ!」と、すっかりゲーム感覚になっていました。

旅行の計画を家族全員で立てると、子どもにも自主性が芽生えます。

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特に京都や奈良など世界遺産に指定されている施設がたくさんある場合など、どこに行くか、どういうルートで行くかを子どもに決めさせるといいと思います。

正直、神社仏閣ばかりを巡っていると子どもはすぐに飽きてしまうのですが、自分で決めたルートだと律儀に回ろうとするものです。

「次はどこに行けばいいの?」と、主導権を子どもに持たせて、「自分がしっかりしなければ」と思わせられればしめたものです。

■高速道路を使わずに行けば、「地理」の学習にも

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我が家の場合、「高速料金がもったいない」という貧乏くさい理由(笑)で、いつも車で旅行する時は下道で行くのですが、これが案外役に立ちました。

海や山、大きな河川を横目に見ながら進むことで、日本の自然の豊かさや四季を身近に感じることができます。

地理の感覚を身につけるのにも役立ったと思います。

例えば、中学受験の時に必ず何度もやらされる地理の「白地図ワーク」。

行ったことのある場所ならすんなり答えることができますし、通り過ぎるだけでも結構覚えているものです。

ちなみに、右から木曽川、長良川、揖斐川が正解です

中部地方には、愛知県と岐阜県、三重県の水郷地帯を流れる木曽三川と呼ばれる大きな3つの川があります。

揖斐川と木曽川、そして長良川です。

この3つの川は下流にいくほど距離が近くなり、白地図で見るとほとんど区別がつかないので、いつもこんがらがってしまうのですが、

車で下流付近を通るときに見ていたら、子どもが自然にその並び順を覚えていました。

■「旅行記」が自由研究代わり。写真を貼って楽しく飾ろう!

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旅行の時は、子どもに小さなデジカメかチェキなどを持たせて、写真を撮らせるのもオススメです。

できあがった写真をデコレーションしてスクラップブッキング風に仕上げれば、それだけで自由研究は終わり。

高学年ならその世界遺産でもらってきたパンフレットを文章でまとめれば完璧です!

楽しい旅行の思い出のアルバムにもなるし、一石二鳥ですね。

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我が家のその後はというと、長男は社会科が一番の得意科目になりました!

元々暗記が得意なことを差し引いても、地理の感覚や歴史への興味など、世界遺産をたくさん回ったのが奏功したと思います。

すっかり大きくなった今でも、「木曽川と長良川がすごく近くに並んでいて、一番西にある揖斐川だけ少し離れていたよ」と、

車窓からの風景で木曽三川を覚えていました。

長女は……、うまくハマらなかった事例もあるということで、参考にしてください(笑・ただし、自由研究でスクラップブックをつくったのは長女です)。

楽しい夏の思い出に、学習の一助にもなる日本世界遺産巡りの旅をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

子どもと一緒に色々なところに行けるのも小さなうちだけ。

大きくなってくると部活や勉強で忙しく、なかなか一緒に旅行できる機会が持てないうえに、

もしも車でどこかへ出かけても、寝ているかスマホを見ているかで、車窓からの眺めを楽しむ無邪気さはどこかへ消えてなくなってしまいます……(泣)。

小さなお子さんがいるご家庭では、ぜひ旅の選択肢のひとつに加えてみてはいかがでしょうか。