藤光謙司【写真:Getty Images】

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400mリレー決勝、アンカー力走で“陰の男”に脚光…ファン反響「本当に感動でした!!」

 陸上の世界選手権(ロンドン)は12日、男子400メートルリレー決勝が行われ、38秒04の3位(多田修平、飯塚翔太、桐生祥秀、藤光謙司)に入り、大会史上初の表彰台となる銅メダルを獲得した。決勝で急きょ、アンカーに起用された31歳のベテラン藤光が力走。ファンから「いきなりのあの大舞台での銅メダル!!本当に感動でした!!」と感動と称賛の声が上がり、“影の男”が一躍脚光を浴びている。

 魂の走りだった。藤光は3走の桐生から完璧な受け渡しでバトンを持つと、故障で失速したジャマイカのウサイン・ボルトを尻目に疾走。見事、3番手でゴールに飛び込んだ。

 予選ではケンブリッジ飛鳥が走ったが、大一番で緊急抜擢。今大会はリレーの補欠メンバーで個人種目の出場はなかったが、気持ちを切らすことなく調整。見事に歴史的なメダル獲得に貢献した。

 レース後、藤光はツイッターを更新し、走り終えた直後に日の丸を掲げる3人の決勝メンバー、出場できなかったサニブラウン、ケンブリッジを加えた6人の笑顔の写真を掲載した。

「昨年は支える側、今年は走る側。両方経験して改めて6人で取ったメダルなんだなと実感しました」とつづり、「ここに立てたのも色んな方々の支えがあったからこそです。応援してくださった皆さん、本当にありがとうございました!」とファンに感謝した。

 これを受け、ファンからも「藤光さんがいたから日本の4継は成り立っているのだと思います」「いきなりのあの大舞台での銅メダル!!本当に感動でした!!」「藤光さんの今日の走りは今まで積み上げてきたものが全て出ていたような走りでした」と感動と称賛の声が続々と投げかけられていた。

 若手が次々と台頭し、陰に隠れていた31歳のベテラン。しかし、大舞台でもたゆまぬ努力が実を結び、最高の輝きを放った。