フランスでは、「女性は何歳になっても美しい」という価値観があります。歳を重ねていくに連れて、若い頃にはなかったエレガントさや深い知性が身についていき、それが今までの魅力にプラスされていく、と考えられているからです。

女性が年々美しくなっていくからか、もちろん恋愛は何歳になってもアリ。老若男女、恋愛を楽しむお国柄は、もしかしたら女性の美しさに理由があるのかもしれないと思い、フランス人女性を年々美しくしていく要因を5つにまとめてみました。

01.
仕事は
アイデンティティの一部

フランスでは、女性もフルタイムで働くことが一般的。日本とは違って、むしろ専業主婦のほうが珍しいくらいです。子どもがいる夫婦は、お互いに家事と育児を分担するので、女性に特別な負担がかかる訳でもありません。

女性は仕事をすることによって社会での自分の地位が認められ、家の外でも張りのある人生を送っています。

このように女性も自分のキャリアを大切にする傾向にあるので、「早く結婚しないと!」と焦っている人はあまり見かけません。"自分たちのタイミング" でパートナーと一緒になるのがスタンダードで、いろいろな形のカップルがいて面白いです。

例えば、女性の仕事の都合に合わせて男性のほうが転勤を希望することだってありますし、結婚せずに子どもを作って家庭を築くカップルも多いです。

02.
レディー・ファーストな社会

たとえば電車を降りるとき、男性は見知らぬ女性にも当然のようにレディー・ファーストで道を譲ってくれます。彼らは幼い頃から「女性には優しく」という価値観を教わってきています。

女性のほうも男性に優しく扱ってもらうことで、自分が女性であることをより強く意識し、ますますエレガントになっていくのでしょうね。

私も、嫌なことがあった日に知らない男性からレディー・ファーストをされると、少し優しい気持ちになれます。

03.
「大人だけの時間」を
大切にしている

子どもがいない夫婦がふたりで食事やバーに行くことはよくありますが、フランスではたとえ子どもがいても、両親やベビー・シッターに預け、夫婦水入らずで出かけることがよくあります。そうやって恋人気分を取り戻し、ふたりだけの時間を大切にしながら愛し合うのもフランス流なのかもしれません。

子ども達も「パパとママがふたりだけの時間を過ごすことは普通」だと受け入れているようなので、自分の子どもが小さい頃から試してみるといいかもしれません。

04.
オン・オフの切り替えが
はっきりしている

会社に勤めの場合、週35時間労働のフランス。もちろん土日は休みですし、バカンスもちゃんと保証されています。こうした環境にいると、自然と家族と過ごす時間や趣味の時間が増えて心にゆとりができ、あまりストレスもたまりません。セルフケアがちゃんとできるのびのびとした生活も、フランス人女性の魅力に繋がっています。

日曜日には、スーパーも朝しか開いていないのがフランス。そこまでお店がやっていないと、むしろ日々の用事に追われることなく堂々とのんびりできる、というわけです。

05.
経験と知性が
重視される社会

若いときにはエネルギッシュで物怖じしない性格だった人も、歳を重ねるごとに経験と洗練された知性を身につけることで、今までとはまた違った魅力が引き出されていきます。

良くも悪くも、自己主張をして初めて周りに認めてもらえるフランス社会では、経験も知性も自分の魅力としてアピールできるのです。若い男性が年上の女性に魅力を感じるのにも頷けます。

フランスに来てから、以前に比べて歳をとることをポジティブに考えられるようになりました。こういう考え方がベースにあると、女性としては歳をとるたびに自分の成長が楽しみになってきますね。