夜が近づき、九寨旅行ツアー団は四川省成都動物園の16番バスに戻ってきた。このバスの後方の座席の窓に落石が命中し、割れた窓ガラスの破片が辺りに飛び散った。

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夜が近づき、九寨旅行ツアー団は四川省成都動物園の16番バスに戻ってきた。このバスの後方の座席の窓に落石が命中し、割れた窓ガラスの破片が辺りに飛び散った。その時、この座席には浙江省から来た若いカップルが座っていた。女性教員の曽雅静さんは、恋人の黄偉さん(仮名)と夏休みを利用して九寨溝旅行に来ていた。九寨溝に到着したその日に地震が発生した。四川在線が伝えた。

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「地震の影響で現地では余震が続き、山道のほとんどが巨大な落石により破壊されており、石がたびたび飛んで来た。その時、私たちの横の窓に落石が直撃しガラスが割れてしまった。彼は上着を広げて私をその中にしっかり包んでくれた」と曽さんは8日の地震発生時の緊迫した状況を話したが、その表情はどこか嬉しそうだった。

「当時は多くを考える余裕はなく、彼女に落石が当たらないようにすることだけを考えていた。幸いにも上着が分厚かったおかげで、ガラスで怪我をすることはなかった」と黄さんは落ち着いた様子で話した。今後の予定について聞かれると、曽さんは、「明日の飛行機で家に帰ることにした。帰ったらすぐに彼と結婚する」と嬉しそうに答えた。(提供/人民網日本語版・編集TK)