モウリーニョがイブラとマンUの再契約交渉の事実認める 「我々は彼と話している」

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右膝十字靭帯損傷からの復活を目指すカリスマ クラブ施設でリハビリ継続中

 マンチェスター・ユナイテッドは昨季限りで契約満了となったFWズラタン・イブラヒモビッチに関して、負傷から癒えた後の再契約について交渉を開始していると伝えられていたが、ジョゼ・モウリーニョ監督もこの事実を認めた。

 英公共放送「BBC」が報じている。

 イブラヒモビッチは昨夏に1年契約でユナイテッドに加入。公式戦28得点を挙げる活躍を見せたが、右膝の十字靭帯損傷という重傷を負い、シーズン終盤戦を欠場していた。契約には延長オプションが含まれていたが、クラブはこれを行使しなかった。

 6月いっぱいでフリーとなっていたイブラヒモビッチだが、リハビリはユナイテッドの施設で継続している。以前からユナイテッド復帰の噂が流れていたが、イブラを信頼するモウリーニョ監督が交渉の事実を認めた。

「彼はより高いレベルのフットボールを求めている。なので、我々は彼と話しているし、2年目の残りのシーズンに向けて我々の元に残る可能性について協議しているよ」

 指揮官は「彼は怪我をしている。リカバリーには時間が必要だ」と復活に向けて細心の注意を払いながらも、「彼は昨年、自分に何ができるのかを証明したが、彼にとっては十分ではない。もっとできると考えているはずだ」とコメント。稀代のカリスマも今年10月の誕生日で36歳となるが、キャリアの危機と言われた重傷からの復帰後も、以前と変わらぬハイパフォーマンスを見せてくれるだろうと強調した。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images