米トランプ大統領は8月12日、休暇先で開いた記者会見で、緊張が高まる北朝鮮問題について「今夜、習近平主席と話し合いたいと強く考えている」と述べた。写真は7月7日、ドイツ・ハンブルグで開催された主要20カ国会議(G20)で、初日に隣合わせになった中国習近平国家主席と米トランプ大統領(PHILIPPE WOJAZER/AFP/Getty Images)

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 米トランプ大統領は12日、緊張が高まる北朝鮮問題について「今夜、習近平主席と話し合いたいと強く考えている」と述べた。滞在先のニュージャージー州で行われた国家安全保障に関する会議の後、記者会見で明かした。中国に、北朝鮮対応で動きを見せるよう求めるとみられる。

 トランプ大統領は、北朝鮮の脅威をめぐる現在の状況について「恐ろしく、悪く、非常に危険」とし、「この状況は続かない」と変化させることを示唆。また、米国側の働きについて「韓国と日本は幸せに思うだろう」と述べた。 

 記者団からは、北朝鮮に対して核兵器の使用や先制攻撃の可能性について問われたが、トランプ大統領は明言を避けた。

 11日の記者会見では、トランプ大統領は「中国はもっと動くことができるはずだ」と述べていた。

 12日の会見には、米国連大使ニッキー・ヘイリー氏も同席。国連安全保障理事会での北朝鮮への制裁決議は、中国・ロシアも含む全会一致で可決した。ロイター通信10日付によると、こうした中国の同調姿勢を受けて、トランプ大統領は、中国の不正貿易調査や北朝鮮と取引を行う中国の銀行に対する制裁の発動を見合わせた。

(翻訳編集・佐渡道世)