「ネイマール資金285億円、バルセロナはこう使え!4つの超補強案」

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ついに現実となったネイマールのPSG移籍。

バルセロナが2.22億ユーロ(285.1億円)の資金をどう使って補強を行うのかに注目が集まっている。

ここでは、『Squawka』による「うまくいきそうなネイマール資金の4つの使い方」を見てみよう。

大物1人獲得:キリアン・エンバッペ(モナコFW)

ネイマールの退団は、“MSN”の解体も意味する。フットボール界の“チートコード”は、この3年間でバルサに多くの栄光をもたらし、欧州を席巻した。

さらに、ネイマールが抜けたことは、バルセロナの名声にとっても大きな痛手となる。キリアン・エンバッペを獲得することで、その名声と最強3トップを同時に取り戻すことができるはずだ。

一躍大ブレイクした驚異の18歳は4-3-3のワイドでプレーできる能力を持っている。

エンバッペはこの夏モナコからの退団を示唆したことで、数多のビッグクラブからの関心が寄せられた。だが、モナコの態度は毅然としている。1.8億ユーロ(234億円)という莫大な値札を付けているのだ。

この金額はほとんどのクラブが支払うことのできないものであり、候補は4つしか残されていない。バルセロナ、レアル・マドリー、PSG、そしてマンチェスター・シティだ。

そして、このなかでも巨額を投資できるのはネイマール退団で資金を得たバルセロナしかいない。その全てを投下すれば、モナコにオファーできる。

ネイマールを失ったばかりのバルサが、メッシとスアレスのための決定的なストライカーである次世代の大物を確保すれば、驚きのステートメントになるだろう。彼を獲得して、宿敵たちの未来(特にレアル・マドリー)を打ち砕くことになれば、ネイマールについての失態は忘れ去られるはずだ。

さらに、ネイマールが2014-15シーズンにやったように、エンバッペがすんなりバルサの3トップに馴染めば、クラブ史上2度目のトレブル達成もあり得るだろう。

このウィングフォワードの仕事はボックス内に侵入し、ゴールを奪うことだ。利他的なルイス・スアレスと、プレーメイカーとしての天賦の才をもったメッシに対する理想的な補完となる。

ドルトムントから3人獲得(ピエール・オーバメヤング、ウスマヌ・デンベレ、マフムード・ダフード)

バルセロナにとって1人の選手に全額を費やすことの問題は、チームの穴が1つだけではないことだ。

ネイマールの退団によって、バルサは左WG、クリエイティブなMF、さらに右WGが必要になるだろう。ジェラール・デウロフェウがやれると証明していないからだ。

バルサにとって幸運にも、その全てを一か所から得ることができる。それはドルトムントだ。

毎年夏に退団しようとしているオーバメヤングは、2014-15シーズンにネイマールがやったようにオフザボールをこなす役割のストライカーとして、3トップに理想的なまでにフィットするだろう。彼は高い。とはいえ、バルサは8000万ユーロ(104億円)を支払えば楽に獲得できるだろう。

そして、残りの1.42億ユーロ(185.4億円)でダフードとデンベレをダブル獲得したうえで、1年間はドルトムントにローンバックで貸し出すことも可能だ。

怪我をする前のイルカイ・ギュンドーアンのようなバランスのとれたスキルを併せ持つダフードは、バルサの中盤にすんなりフィットするだろう。

そして、デンベレはこの3人のなかにおいて本物の宝石だ。スーパーなドリブル、プレーメイク、得点力。このウィンガーはいつの日かバルサでプレーすると宣言している。ネイマールが退団したことで、ポジションが空いた。そのいつの日かは今になりえる。

ただ、ダフードは今夏移籍したばかりであり、全額を支払っても同時移籍にはドルトムントは同意しないだろう。その場合はカンプ・ノウに来るまでに1年間ドルトムントに貸し出し、成長させたうえで2018年に合流させることもありだ。

アントニ・マルシャル、ジャン・ミカエル・セリ、マラング・サールの3人獲得

いずれにしろバルセロナは来年夏にはウスマヌ・デンベレを獲得しそうである。なので、右WGは安泰になるので、2.22億ユーロは現在抱えている問題に対処するために使うべきだ。

バルサは左WGを必要としている。マルシャル獲得のためにマンチェスター・ユナイテッドに多額の資金を投下しないのはなぜなのか?

ジョゼ・モウリーニョは彼のことを真剣には起用していない。バルサが6000万ユーロ(78.3億円)を支払えば、ユナイテッドはその資金でモウリーニョが本当に欲しがっているイヴァン・ペリシッチを獲ることができる。

マルシャルはどんなクラブにおいても左WGとしてワールドクラスになれる驚異的な才能を持っている。それがバルサでもあってもだ。

そして、1億ユーロ(130億円)を使って問題ある残りのポジションの補強を行う。狙うのは、ニースでプレーする2人だ。

コートジボワール代表MFジャン・ミカエル・セリは天才的なプレーメイカーであり、チャビの後継者になれるスキルを持っている。パスも出せ、動けるうえにタックルもできる。セリは手頃な価格のマルコ・ヴェッラッティになりうる。掘り出し物のほうがよくなることもある。

マラング・サールは驚異的な若手DFだ。バルサはジェラール・ピケとサミュエル・ウンティティを除くと、未知数なマルロンと過去の人であるハビエル・マスケラーノしかCBがいない。

サールなら守備陣に驚くべき厚みをもたらすだろう。必要とあれば3バックでもプレー可能で、ピケが引退する日に向けてDFの将来を確保できる。

フィリペ・コウチーニョとその子供たち(アマドゥ・ディアワラ&アラン・サン=マクシマン)

バルサとコウチーニョとの噂はずっと伝えられてきた。

事実、昨年にはバルサ恒例のメディアを使ったお色気攻勢が行われた。レジェンドたちがコウチーニョの素晴らしさを語り、カンプ・ノウでプレーできる能力があると口を揃えたのだ。

ユルゲン・クロップ監督はどこにも行かないと主張しているが、我々はフットボール界で「金がものをいう」のを散々目にしてきた。

ネイマールの移籍で、バルサは大物獲得が必要になるだろう。コウチーニョはそれにぴったりハマる。

ネイマールのそのままの後継として左WGとしてプレー可能だ。だが、より興味深いことに、イニエスタの後継者として中盤でもプレーできる。

リヴァプールでも見せてきたように、コウチーニョはその役割でプレーするための全ての攻撃性能が備わっている。そのタッチ、ドルブルスキル、ビジョンを考えれば、(アタッカーから)クリエイティブなセンターMFへと進化するのは非常に自然なことに思える。

守備は向上させる必要はあるだろうが、そこにはアマドゥ・ディアワラを加えればいい。

昨季、ナポリへステップアップしたこのギニア人MFはとてつもないクオリティを見せつけた。特にCLでのレアル・マドリー戦において。

相手から強いプレッシャーを受けてもワンタッチでプレーできる能力は、チャビの役割をこなすのに最適だ。彼はより広域的なパサーにならなければいけないだろう。だが、チャビも守備的な位置からより前のポジションに移行したことは注目に値する。そして、中盤の底でプレーすることを学んだことでディアワラは神出鬼没になったし、支配的な存在になるための守備的な安定感も手にいれた。

だが、コウチーニョが中盤でプレーすることになった場合、ネイマールの後釜は誰になるのか?

アラン・サン=マクシマンはワンダーキッドだ。昨季モナコからバスティアに貸し出された彼は、欧州5大リーグにおいて第5位となる134度のドリブル突破を記録した。

両ワイドでもトップでもプレー可能だ。その驚異的なドリブル力はネイマールを失ったバルサの攻撃陣に推進力とスピードをもたらすだろう。

※ただ、サン=マクシマンはモナコからニースへの移籍が決まってしまった。