開会の合図にたたかれた木づち。中東エルサレムで(2003年10月19日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】スイス・チューリヒ(Zurich)近郊のマイレン(Meilen)の裁判所は、英国人の友人の首を絞め、燭台(しょくだい)で殴って殺害した罪で被告の男(32)に禁錮12年6月の判決を下した。男は殺害前、麻薬の影響により被害者の友人が異星人であるとの幻覚に陥っていたという。

 裁判所は被告の名前を明らかにしなかったが、英メディアは身元について、チューリヒの裕福な画廊オーナーの息子で、自身も同市内で現代美術の画廊を経営する32歳の男だとし、被害者は当時23歳の英国籍の男性であると報じている。

 被告と被害者は共に、チャールズ英皇太子(Prince Charles)も通っていたことで知られる英スコットランド(Scottland)の名門校ゴードンストン・スクール(Gordonstoun school)の卒業生だった。

 2014年12月30日、チューリヒ湖(Lake Zurich)畔のキュスナハト(Kuesnacht)にある被告の家族が所有する豪華な別荘を被害者が訪れた際、いさかいが起きたという。

 被告は公判で殺害の事実を認めたが、当時麻薬とアルコール類を摂取しており、弁護士を通じて、被害者が自分を殺そうとする異星人であるという幻覚に陥ったと主張していた。

 裁判所は被告が麻薬の影響下にあったことを考慮して、検察が求刑していた禁錮16年よりも少ない禁錮12年6月の判決を言い渡した。
【翻訳編集】AFPBB News