ニューヨーク・ニックスのカーメロ・アンソニー【写真:Getty Images】

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今オフにポールを獲得したロケッツが、新たなスーパースター獲得へ再び始動

 NBAのスーパースター、カーメロ・アンソニーを巡り、ニューヨーク・ニックスとヒューストン・ロケッツがトレード交渉を再開したという。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が報じている。

 ロケッツにまた1人、スーパースターがやってくるかもしれない。

 得点マシンのアンソニーはこれまでもトレードの噂が絶えなかった。今オフに現役屈指のポイントガードであるクリス・ポールを迎え入れたロケッツが獲得に動いていると報じられていたが、現在NBAでわずか3人しかいないトレード拒否権を持っていることもあり、6月下旬以降は交渉に進展はなかった。

 しかし、ニックスはフィル・ジャクソン社長がバスケットボール運営部門代表を退き、サクラメント・キングスの前バスケットボール運営部門バイスプレジデントを務めたスコット・ペリーがゼネラルマネージャーに就任。チーム編成で大きく舵を切る可能性がある。 記事によれば、ニックスとロケッツがアンソニーのトレード交渉を再開させたという。

クリアすべき課題は…高額年俸選手の処遇、同じく獲得を狙うブレイザーズの存在

 アンソニーが中心的な役割を担い、チームの成長が抑制されることを避けたいニックスは、成長著しいビッグマンのクリスタプス・ポルジンギスを中心にロースターを構築したいプラン。一方のロケッツは、アンソニーを加えてジェームズ・ハーデン、ポールとの“ビッグ3”を形成し、1994-95シーズン以来のリーグ優勝を目論んでいる。

 両者の思惑は一致しているが、成立にはクリアすべき問題も残っているという。記事では、3年総額6000万ドル(約66億円)の契約が残っているライアン・アンダーソンの処遇、さらにはデイミアン・リラードとCJ・マッカラムの強力ガードコンビを擁し、アンソニーを勧誘しているとされるポートランド・トレイルブレイザーズの存在について触れている。場合によっては、「第3のチーム」を巻き込んでの大型トレードも視野に入れているようだ。

 現在、自主トレで汗を流すアンソニーだが、2017-18シーズンで着用するのはニックスのユニホームか、それともロケッツのユニホームか。レギュラーシーズン中の移籍も含めて去就の行方から目が離せない。