犬が親しみやすいと感じる人の特徴

人と共存してきた歴史が長いとされている犬は、他の動物に比べて人間によく懐くと言われています。しかし、そんな犬にも親しみやすいと思う人とそうでない人がいるのです。では、犬が親しみやすいと感じる人は、どんな特徴を持っているのでしょうか。

特徴1 雰囲気が柔らかい

これは人間社会でも同じですが、雰囲気が柔らかい人には親しみを感じる犬が多いです。特に先ほど話に出てきた通り、犬は人間と共に暮らしてきた期間がとても長いため、人間の持つ雰囲気や感情などに敏感なのです。

愛犬の散歩をしているときに「男性よりも女性の方を目で追っているな」と感じたり、「女性にばかり寄ってくけど、女の人が好きなのかな」と思うことはありませんか?

これも男性に比べて女性の方が雰囲気の柔らかい人が多いため、犬が親しみを感じ近寄っていこうとしているのだと考えられます。

私たち人間も雰囲気が怖い人には近寄りがたいですが、雰囲気が柔らかい人には近寄りやすい、話しかけやすいという傾向がありますよね。犬も例外ではなく、同じように感じているのです。

特徴2 常に落ち着いている

そして常に落ち着いている人というのも犬に親しみを感じられるポイントとなります。

大声を出したり、キャッキャッと楽しそうに高い笑い声を出す子どもは、私たちから見るととても可愛らしく感じますが、犬を飼っていると自分の犬は後ずさりしていたり、避けて通ろうとしているということはありませんか?

このように大声を出す人やバタバタと大きな動作をする人、さらに高い声で話す人などは犬から見ると親しみにくい人として判断されやすい傾向にあります。

反対に落ち着いた声で話し、あまり大きな動作をしない人というのは、犬から見ると自分に危害を加えない安全な人、という安心感があるため、犬も警戒心を解いて近寄って行くことが多いのです。

特徴3 犬から近寄るのを待ってくれる

「犬は人間が好き」という話から、犬大好きアピールのように自分からわっと近寄って行き、「可愛いー!」と撫でたりしていませんか?この行動に犬は恐怖と警戒心を抱いてしまう可能性が高いです。

犬としては「構ってくれる人は好きだけれど、急にあちらから来られると少し怖い…」というのが本音です。

したがって、犬が親しみを感じやすい人というのは、犬の方から近寄ってくるのを待ち、まずは自分の匂いを嗅がせて自分を知ってもらうという点を重要視しています。人間同士でも相手のことがわかれば、幾分か警戒心も薄れ、安心感が持てますよね。犬も同じなのです。

特徴4 程よく構ってくれる

先ほど「構ってくれる人は好きだけれど…」という話が出ました。たしかに、犬は人間に遊んでもらうことが大好きです。しかし、それは程よく構ってくれるから良いのであって、寝ているところを無理矢理起こされて構われても嬉しくありません。

しっかり犬の状態を観察し、「今は構ってあげない方が良い」「暇そうな仕草をしているから構ってあげよう」などと犬の感情を理解してあげることで、犬も「この人は僕のことをわかってくれている」という認識になります。

自分のことをわかってくれる人というのは安心感がありますし、信頼できますよね。その点で犬に親しみを感じられる人となるのです。

特徴5 笑顔で接してくれる

近年、犬も人間の表情を見分けることができており、尚且つ表情から感情を読み取ることができているという研究結果が発表されています。したがって、怖い表情をしている人は、犬も「この人は今、負の感情を抱いている」ということを理解しているため、親しみにくい人と認定されてしまいます。

反対にいつも笑顔の人や、接するときに素敵な笑顔を向けてくれる人は、犬にも素敵な人であるということが伝わっていますので、親しみやすい人と認識されやすいです。

特に飼い主さんの場合は、笑顔で見つめられることで犬の幸福度が上がると言われています。犬は表情がわからないだろうと思い、無表情で見つめてしまうと敵意があると見なされてしまう恐れがありますので、注意が必要です。

特徴6 犬のことをよくわかっている

ここまでの話でも何点か犬に親しみを感じられるためのポイントを具体的に例として挙げてきた箇所がありました。このように犬のことをよく理解している人というのは、犬に好かれるポイントも理解していますので、もちろん犬に親しみを感じてもらえます。

例えば、犬を撫でるときに上から撫でるのではなく、体の横や顎の下を撫でてあげるなど、細かい部分でも犬は嬉しく感じたり、あるいは不快に感じてしまうことがあります。

そのため、犬に対して知識があるか否かという点でも、犬が親しみやすいと感じる相手がどうかが明確に分かれてしまうのです。犬を飼っているのであれば、少しずつ自然と知識が付いてくるため、他の家の犬にも好かれやすい傾向があるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。犬が表情から感情を読み取っていることや、雰囲気を敏感に察知していることなど、犬は驚きの能力を持っていると同時に、人間のことをよく観察しているのだと改めて気付かされたという方も多いのではないでしょうか。

愛犬はもちろん、散歩中に会う犬と触れ合う際にも、今回ご紹介したポイントを意識して接してみてくださいね!