屋根裏に設置した監視カメラに隣人が!(画像は『Inside Edition 2017年8月10日公開 YouTube「Couple Catches Neighbor in Attic:‘He Was Waiting for the Creep Show’」』のサムネイル)

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自宅の天井裏に家族以外の誰かが潜んでいたとしたら…。想像するだけで背筋の凍るような出来事が実際に起こった。このほどアメリカで、隣人が屋根裏に侵入した様子を捉えた監視カメラの映像が世間を驚かせている。真上から夫婦の寝室をジッとうかがっているその姿は不気味以外の何物でもない。『Inside Edition』や『CBS Pittsburgh』などが報じている。

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米ペンシルベニア州ピッツバーグに住むジェローム・ケネディさんの自宅で捉えられた監視カメラの映像が、世間に衝撃を与えている。そこには暗闇の屋根裏から、男が夫婦の寝室を覗いている様子が映っていた。しかも男はロバート・ハブリラ(Robert Havrilla、69)という隣の住人だった。

ジェロームさん夫婦は10か月前に娘を授かった。しかしその頃から、屋根裏で夜になると不審な物音が聞こえてくるようになったという。それ以外にもレンガの壁に細いドリルで開けたような不可解な穴、そして天井に通じるパイプの隙間から時折懐中電灯らしきもののあかりを目にした。

不審に思ったジェロームさんは監視カメラを取り付けた。そこで屋根裏に隣の住人、ロバートが夜な夜な潜んでいたことを知ったのだ。その衝撃的な映像の様子を『CBS Pittsburgh』にこのように語っている。

「彼は我が家の天井に侵入してきました。そして夫婦の寝室にある娘のベビーベッドの真上あたりにやって来て、横たわっているのです。そこには彼が用意したと思われる厚手の板が敷かれていました。」
「ただ、ひとつ言えることは彼が私の赤ちゃん、そして私達夫婦を屋根裏から見ていたということです。」

ロバートは屋根裏に滞在することおよそ30分、その後這うようにして自分の家の屋根裏へ去っていったとのことだ。ジェロームさん夫婦にとって、これほど気味の悪い思いをしたことは無かったことだろう。

ジェロームさんとロバートの自宅はタウンハウス型の集合住宅で隣り合わせとなっている。そのためロバートは2軒を仕切っていた屋根裏の壁を取り外し、ジェロームさん宅側に侵入していたようだ。寝室の天井裏にあった断熱材はすべてはがされていた。さらにジェロームさんのレンガ壁にある小さな穴はロバートの仕業だったことを、いくつかのメディアが伝えている。

ロバートはストーカーと不法侵入の罪に問われているが、本人は「天井からハシゴでも使わない限り隣の屋内には入れない」と不法侵入ではないことを主張している。ロバートの正式な罪状認否は10月3日に行われる予定である。

過度な警戒は良いとも言えないが、隣人といえど油断は禁物である。この他にもオレゴン州では、48歳の男が隣に住む13歳の少女の部屋に小型カメラを仕込んで4年もの間盗撮していたという事件が起きていた。

画像は『Inside Edition 2017年8月10日公開 YouTube「Couple Catches Neighbor in Attic:‘He Was Waiting for the Creep Show’」』のサムネイル
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)