英ミドルセックス州を流れるテムズ川を泳ぐハクチョウたち(2017年7月17日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】英ロンドン(London)で10日、線路にハクチョウが進入し、同市の主要駅であるウォータールー(Waterloo)駅へ続く路線の一部が不通となった。

 この路線を運行する鉄道会社サウスウェスト・トレインズ(South West Trains)はツイッター(Twitter)に午前7時14分(日本時間同日午後3時14分)、「線路上にハクチョウがいるため、エガム(Egham)とアシュフォード(Ashford)との間を走る数路線が運転見合わせ」と投稿。ラッシュの時間帯を襲った予期せぬ出来事に、ソーシャルメディアには困惑する声が数多く上がった。

 中には運転士はハクチョウをひいてしまうべきだったという容赦ないコメントや、「ハクチョウ1羽どかすのに一体どれだけかかるの?ゾウをどかせるわけじゃないでしょう?」と不満をあらわにするものもあった。

 20分以上続いた大捕り物の末にハクチョウは無事確保され、サウスウェスト・トレインズは羽毛が泥まみれとなったハクチョウの画像を投稿。だが同社はハクチョウによる騒ぎの数時間後、別の路線に今度は複数の牛が進入し、 列車が減速運転を余儀なくされたとの情報をツイッターに投稿している。

 英国では12世紀にイングランド(England)に生息するコブハクチョウは全て王家の財産とし、殺したり傷つけたりする行為は反逆罪とみなす法律が定められた。現在も所有者がいない野生のコブハクチョウは英国君主に所有権があるものの、現君主のエリザベス女王(Queen Elizabeth II)は所有権をテムズ(Thames)川とその支流の一部流域に生息する個体に限定している。
【翻訳編集】AFPBB News