【シンガポール=吉村英輝】オーストラリアのターンブル首相は11日、北朝鮮が米国を攻撃した場合、米国を支援する方針を明らかにした。

 北朝鮮が米領グアム沖へのミサイル発射計画を発表する中、米国の「最も強力な同盟国」として、北朝鮮に対抗する姿勢を鮮明にした。メルボルンのラジオ番組で語った。

 ターンブル氏は、豪州、ニュージーランド、米国が結んでいる安全保障条約「ANZUS(アンザス)条約」に言及し、攻撃がいずれかに及べば互いに支援する義務があるとした。

 これまでビショップ外相は、同条約による米国への義務を「助言」にとどめていた。ターンブル氏は10日夜、ペンス米副大統領と電話会談し、北朝鮮への対応で同盟関係の「盤石」を確認したという。

 豪州は、同条約に基づき、2001年の米中枢同時テロを受けた対アフガニスタン作戦などでも米国を支援している。