米国の地図を見る高校生たち(2017年5月25日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】米中西部カンザス(Kansas)州で来年行われる州知事選に、地元の高校生が出馬表明し、全米の注目が集まっている。

 州知事候補に名乗りを上げたのは、ウィチタ(Wichita)在住のジャック・バーグソン(Jack Bergeson)君(16)。9日に放送された米ABCテレビのトーク番組「ジミー・キンメル・ライブ!(Jimmy Kimmel Live! )」に出演し、一夜にして世間の注目の的となった。

「最も成し遂げたいことの一つは、若者の政治参加を促すこと」。自宅から中継で出演したバーグソン君は出馬理由や抱負について、司会のジミー・キンメル(Jimmy Kimmel)氏にこう説明した。

 バーグソン君の副知事候補には、同級生のアレキサンダー・クライン(Alexander Cline)君が立候補している。

 ただ、当選までの道のりは厳しそうだ。2人とも来年に高校の最終学年を迎えるため、当選した場合は公務と学業の両立が求められることになる。さらに、バーグソン君は投票日までに選挙権の取得年齢に達しないため、自分自身に一票を投じることもできない。

 そんな2人が立候補できたのは、地元紙カンザスシティー・スター(Kansas City Star)によれば、カンザス州では州知事立候補者の資格要件に年齢規定がないからだという。

 見事当選すれば米国史上最年少の州知事となるバーグソン君。民主党員として出馬を表明した後、既に1300ドル(約14万円)を超える選挙資金が集まったとソーシャルメディアで明かし、次のように記している。

「若者が立候補しても、真剣に受け止めない人が多いのは分かっている」「でも、僕たち独自の良いとこどりの政策について聞けば、若者たちと協力し理解しなければならない州政府において、もはや古い政治のやり方は通用しないことがカンザスの人たちにも分かってもらえるだろう」
【翻訳編集】AFPBB News