朝鮮半島沖を航行する米海軍の駆逐艦「ジョン・マケイン」(2013年3月21日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】中国政府は11日、同国が領有権を主張する南シナ海(South China Sea)のミスチーフ礁(Mischief Reef、美済礁)の周辺を米軍の駆逐艦が航行したことに強い不快感を表明し、米政府に公式に抗議する方針を明らかにした。

 米当局者によると、米海軍の駆逐艦「ジョン・マケイン(USS John S. McCain)」は10日、「航行の自由作戦(Freedom of Navigation Operations)」の一環で、中国が人工島を造成した南沙諸島(英語名:スプラトリー諸島、Spratly Islands)のミスチーフ礁沖を航行した。

 これについて中国外務省の耿爽(Geng Shuang)報道官は、国の法律と国際法に違反し、中国の主権と治安を「深刻に」損なう行為だと主張。「中国は強い不満を抱いてする」との声明を発表し、米政府に公式に抗議する意向を示した。

 匿名を条件にAFPの取材に応じた米当局者によると、作戦実行中の「ジョン・マケイン」に対し、中国海軍のフリゲート艦は無線で少なくとも10回警告してきたという。
【翻訳編集】AFPBB News