男子ゴルフ米国ツアーメジャー最終戦、第99回全米プロゴルフ選手権初日。1番でバンカーショットを打つトービヨン・オルセン(2017年8月10日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】男子ゴルフ米国ツアーメジャー最終戦、第99回全米プロゴルフ選手権(2017 PGA Championship)は10日、ノースカロライナ(North Carolina)州シャーロット(Charlotte)のクウェイルホロー・クラブ(Quail Hollow Club)で開幕し、デンマークのトービヨン・オルセン(Thorbjorn Olesen)と米国のケヴィン・キスナー(Kevin Kisner)が4アンダーで首位発進した。

 一方、世界ランク2位のジョーダン・スピース(Jordan Spieth、米国)と同4位のロリー・マキロイ(Rory McIlroy、北アイルランド)はゴルフ界の歴史的偉業を目指す中で出遅れてしまった。

 パー4の18番で約8メートルのバーディーパットを沈めたオルセンと、約6.4メートルのバーディーショットを決めたキスナーは、ともに上がりの5ホールで3バーディーを決めるなど、「67」の好スコアを記録した。

 今年5月のディーン&デルーカ招待(DEAN & DELUCA Invitational 2017)でツアー2勝目を挙げた世界ランク25位のキスナーは、今大会のコースからわずか2時間しか離れていない場所で育っており、慣れたグリーンであることが功を奏してメジャー大会では初めて初日トップに立った。

 首位と1打差の3位タイグループには、全米オープン選手権(2017 US Open Championship)覇者のブルックス・ケプカ(Brooks Koepka)を筆頭に、ゲーリー・ウッドランド(Gary Woodland)、グレイソン・マレー(Grayson Murray)、クリス・ストラウド(Chris Stroud)、D・A・ポインツ(D.A.Points)の米国勢5人が並んでいる。

 一方、7月の第146回全英オープン(The 146th Open Championship)でメジャー3勝目を記録したスピースは、パットに苦しんで「72」をたたき、マキロイとともに1オーバーの33位タイグループにつけ、「きょうのパットはこれまでで最悪だった。パットに尽きる。ほかは全部良かった」と振り返った。

 スピースは2015年にマスターズ(The Masters Tournament)と全米オープン(US Open Championship)を制しており、ジャック・ニクラス(Jack Nicklaus)氏をはじめ、タイガー・ウッズ(Tiger Woods)、ベン・ホーガン(Ben Hogan)氏、ゲーリー・プレーヤー(Gary Player)氏、ジーン・サラゼン(Gene Sarazen)氏と並ぶ史上6人目の生涯グランドスラム達成を目指している。

 28歳のマキロイもまた、全米オープンと全英オープンに加えて全米プロゴルフ選手権で2勝を挙げており、20代のうちにメジャー通算5勝目を達成すればニクラス氏とタイガーに次いで史上3人目の歴史的快挙となる。

 マキロイは「首位とは5打差しかない」とすると、「難しいコースだが、明日は60台でまとめて順位を上げていきたい」と話した。

 2アンダーの8位タイグループには、イングランドのポール・ケーシー(Paul Casey)のほか、同コースでキャリア初勝利を飾っている世界10位のリッキー・ファウラー(Rickie Fowler、米国)ら7人がひしめいている。ファウラーは5番で痛恨のトリプルボギーをたたいたものの、6バーディーで取り返して「69」を記録した。

 世界1位のダスティン・ジョンソン(Dustin Johnson、米国)は、オーストラリアのジェイソン・デイ(Jason Day)、スペインのジョン・ラーム(Jon Rahm)、そして松山英樹(Hideki Matsuyama)らとともに1アンダーの15位タイで初日を終えた。
【翻訳編集】AFPBB News