トヨタ自動車がメキシコに建設中の新工場の稼働時期を、当初予定の2019年から20年前半に延期する方針を固めたことが10日、分かった。資本提携したマツダとの米国合弁工場の建設に伴い、メキシコでの生産車種を小型車「カローラ」からピックアップトラック「タコマ」に変更。部品調達網などを見直す必要があるため。

 トヨタとマツダは4日、米国に年間30万台規模の新工場を建設し、21年をめどに操業を始めると発表。米国で人気が高い大型車の供給拡大が課題のトヨタは、稼働時期が半年〜1年程度早いメキシコ工場でタコマを生産し、その後にカローラをマツダとの合弁工場で組み立てることを決めた。

 米国でのカローラの供給については、必要に応じ日本から輸出して対応する。