悔しがらない我が子を見て、理想とのギャップを感じてしまうことも



子どもが生まれたばかりの時は「健康であればそれだけで充分」と思っていたのに、だんだん大きくなってくると「やっぱり男の子はスポーツくらいできなくちゃ」「負けず嫌いの頑張り屋さんになってほしい」なんて理想を持ってしまうものです。でも意気込んでいるのはお母さんばかり。かけっこで1位をとれなくてもニコニコする我が子を見て「ちょっとは悔しがったらいいのに」なんて、理想とのギャップを感じてしまうこともあるでしょう。

お母さんと子どもの気質の違いにより、物足りなさを感じることがあります



人には生まれながらの性格である「気質」が備わっています。気質によって「何かを成し遂げたい」「1位を取りたい」というモチベーションが高いタイプの子どもと、そうではない子どもがいます。そしてお母さんにも気質が備わっています。お母さんがそういったモチベーションが高いタイプの場合、子どもがそうではないタイプだと子どもに対して物足りなさを感じることがあります。しかし必ずしもモチベーションが高いタイプが優っているというわけではありません。

お母さんの理想と違っていても、子どもの考えを尊重してあげましょう



モチベーションが高くないタイプの子どもは自分の意志を無理にでも通したいとは考えず、周囲との調和を大切にします。人が喜んでくれることが自分にとっての喜びと感じ、上手に人と関わることができます。高みを目指すということよりも「大切な人と一緒にいたい」「好きなものに囲まれて過ごしたい」などを重視します。お母さんの理想と違っていても、子どもの考えを尊重してあげましょう。

好きなことを見つけると、自分のペースで能力を伸ばしていきます



そんなタイプの子どもでも、持っている能力を伸ばすことは可能です。もともと失敗を恐れないタイプなので、好きなことを見つけると楽しくどんどんチャレンジしていくでしょう。そこで達成感を味わう経験をすれば「自分はやればできる」という自信になります。ライバルに勝ちたいという闘争心はあまりないのですが、自分のペースで努力し、気付いた時はすごく上達していたなんてこともあるでしょう。

今日の1日1成長



好きなことを見つけて自分のペースで努力と自信を身につけよう子どもの努力も1成長、お母さんの受容力も1成長。田中京子(文)うえだきょうこ(編集)日本キッズコーチング協会(監修)http://jakc.or.jp/