アクション・ハゲ界の大御所ブルース・ウィリスとホラー映画ファンがそのまま監督になったイーライ・ロスがタッグを組み、チャールズ・ブロンソン主演の名作『狼よさらば』(1974)をリメイクした『Death Wish(原題)』の予告編が公開された。

https://www.youtube.com/watch?v=v_I4zqC7GN8

出典: www.youtube.com

オリジナル版のニューヨークからここ最近で超物騒になったシカゴの街へと舞台を移し、主人公ポールの設定も設計士から外科医へチェンジ。とはいえ、悪人たちに妻を殺され娘を凌辱され、「この世の悪は俺が裁く!」とばかりに犯罪者たちを殺しまくる、いわゆる“ヴィジランテもの”になることには変わりないようだ。

オリジナル版ではブロンソンが激シブかつ濃厚に復讐鬼と化す主人公を演じていたが、最近特にあっさり風味になってきたウィリスが演じることで、より現代っぽい恐ろしさが醸成されそう。そこにイーライの悪趣味なホラー趣味が加わることで、リアルなゴア描写にも期待できそうだ。

ここ最近のシカゴは貧困層が住む南部で特に治安が悪化しまくっており、ラッパーのチーフ・キーフを筆頭にしたドリル・ミュージックはその闇の中から生まれた音楽である。彼が曲中で「バンバン!」と銃を撃つ素振りをしているのは演出ではなく、実際に彼らがサヴァイブしている日常なのだ。

『わらの犬』『悪魔を見た』『オールド・ボーイ』『ファーナス/訣別の朝』『狼の死刑宣告』などなど、復讐をテーマに描く作品には傑作が多いので、キアヌの『ジョン・ウィック』のように本作がウィリスの本格復活作としてイイ感じの内容になることを願う。

ちなみにオリジナル版で悪人の1人を演じているのは『ザ・フライ』や『ジュラシック・パーク』でお馴染みジェフ・ゴールドブラムで、これが彼のデビューだったりするので、この機会に観ておくのもいいだろう。