パキスタン・ラホール郊外を流れる川(2017年3月21日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】パキスタン中部パンジャブ(Punjab)州で、前借りした給料を返済できなかったメイドの女性が雇い主に火を付けられて死亡する事件があった。地元警察当局が9日、AFPに明らかにした。

 事件は6日、東部ラホール(Lahore)から95キロ離れたナンカーナサーヒブ(Nankana Sahib)で起きた。

 警察によると、被害者の女性は夫と共に5か月前から地元の地主の家で働いており、給料2万5000パキスタンルピー(約2万6000円)を前借りしていた。この借金について雇い主の地主と息子から尋ねられた夫婦は、仕事を辞めるつもりだと答えたが、返済に充てられるものがなかった。

 すると、雇い主親子は夫を殴打して部屋に閉じ込め、メイド女性にガソリンをかけて火を付けたという。女性はファイサラバード(Faisalabad)の病院に救急搬送されたが、死亡した。雇い主親子は逮捕されたという。

 死亡した女性の義理の兄弟の話では、雇い主親子はメイド夫婦を日常的に虐待し、食べ物も与えず、給料も支払っていなかったという。
【翻訳編集】AFPBB News