東芝が決算発表 1か月超遅れ“お墨付き”

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 東芝は、会計をチェックする監査法人からようやく“お墨付き”をもらい、決算などを含む有価証券報告書を1か月以上遅れて提出した。

 東芝・綱川智社長「当社の決算は正常化したものと考えております」

 報告書で監査法人は、東芝の「財務内容」について一部を除き正しいとする「限定付き適正意見」を示した。ただ、かつての原発子会社の会計には重要な虚偽があると指摘した。

 一定のお墨付きは得たが、昨年度の決算で赤字が9656億円と製造業として戦後最大となるなど厳しい状況が続いていて、来年3月までに債務超過を解消しなければ上場廃止となる。

 そのため半導体子会社の売却を急いでいるが、交渉が難航している事業のパートナー、ウエスタンデジタルについて、関係者は「いままでテーブルにのってこなかったが、真剣な交渉になっている」と話していて、東芝は正念場を迎えている。