2000年代前後にトリッキーなプレイで人気を博した、“ホワイトチョコレート”こと、ジェイソン・ウィリアムス。キャリア初期は独創的で観客を魅了するプレイの代償に、ターンオーバーが多く「チームを勝たせられない」といった評価を付けられてしまった。

しかし、晩年はそのようなトリッキーなプレイを封印して安定したプレイを披露。2005-06シーズンでは、正統派PGとしてマイアミ・ヒートの優勝に貢献した。

そんなウィリアムスの約12年におよぶキャリアの中から厳選された、TOP10プレイを集めた動画がこちらだ。

https://youtu.be/Q8b0XbtpFsA

出典: youtu.be

ごく普通のパスのように繰り出される、バックビハインドパスの数々。スピード、コース共に狙った通りに出せるパス技術は史上屈指ではないだろうか。さらに、その得意なバックビハインドパスをフェイクに使い、自らシュートに持っていくなど、まさに変幻自在であった。

また、第1位のプレイでも分かるようにドリブルも切れ味抜群。史上屈指のディフェンダーであり、当時NBAのNo.1ポイントガードの呼び声も高かったゲイリー・ペイトンが1歩も反応できず抜かれている。そのプレイのあとに「やるな、この野郎。」といったような顔でウィリアムスを見つめるペイトンが印象的だ。

そして何よりも記憶に残っているプレイは、2000年NBAオールスタールーキーチャレンジでの“エルボーパス”だろう。

速攻のシチュエーションになったウィリアムスは、ミドルラインをドリブルで駆け上がり、右側を向いてバックビハインドパスの体勢に入った。ボールは左側に飛ぶはずが……なんとウィリアムスのすぐ左後ろを走っていたリーフ・ラフレンツの手元に!

一体何が起こったのか!? リプレイで見てみると、バックビハインドパスを左手で出した後に右ひじで逆方向に押し返していたのだ。初めて見る魔法のようなプレイに、会場はもちろん、中継を見ていたファンたちも大いに衝撃を受けた。

ウィリアムスのパスにも驚きだったが、何よりこの初めて見るパスに反応してみせた、リーフ・ラフレンツにも賞賛を送りたい。