ルイス・ネリ(左)とローマン・ゴンサレス

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 WBC世界バンタム級タイトルマッチ(15日、島津アリーナ京都)で王者の山中慎介(34=帝拳)に挑戦するルイス・ネリ(同級1位、22=メキシコ)が10日、都内のジムで公開練習を行った。

 最近では世界戦のために来日するボクサーのほとんどが「本格的な練習は本国で終えているから」との理由で、ごく軽い練習を「公開」して済ませてしまう。

 ところがネリは違った。帝拳ジム所属の舟山大樹(23)を相手に2ラウンドのスパーリングを披露。惜しみなく、時折り鋭いパンチを繰り出した。

 山中にとって、勝てば元WBA世界ライトフライ級王者の具志堅用高氏(62)の連続防衛国内記録に並ぶ大一番ということは「知っていた」というネリ。自身にとっては初の世界挑戦&メキシコ国外での試合に向けて「標高1800メートルの場所で走り込みをして、持久力を鍛えてきた」とのこと。

 走るのを終えると、車で1時間半ほどの地元ティフアナに戻ってジムワーク、というパターンを2か月前から続けてきた。

 山中について「スピードもあるし、非常にタフな選手」と評する一方で「試合はKOで終わると思う。6ラウンドぐらいまで見れば、スタイルはわかるから、中に入って倒せると思う」とも。

 練習を終えると、「世界王者になったら、将来的に戦いたい」と希望するローマン・ゴンサレス(30=帝拳、ニカラグア)がちょうど入れ替わりでジムに来たとあって記念撮影。余裕しゃくしゃくにも見える挑戦者は、リング上でどう変貌するのか。