下今市駅を出発するSL「大樹」(10日午後0時24分、栃木県日光市で)=片岡航希撮影

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 東武鉄道は10日、蒸気機関車(SL)運行を半世紀ぶりに復活させ、関係者約180人を乗せた祝賀列車が東武鬼怒川線(栃木県日光市)を走った。

 日光東照宮ゆかりの徳川将軍の別称「大樹たいじゅ」を愛称に冠したSLは、下今市―鬼怒川温泉駅間(12・4キロ)を約35分で結び、今年度は土日や祝日に計98日間運行。日光・鬼怒川温泉エリアの新たな観光の目玉として期待されている。同社では、将来的には福島県の会津地方を通る野岩鉄道への乗り入れも検討しているという。

 復活運行にあたり、JR各社がSL「C11形207号機」(1941年製造)や客車などを提供し、SL運行で実績のある秩父鉄道(埼玉県)が乗務員の養成で協力した。