サッカーFAコミュニティーシールド、アーセナル対チェルシー。試合開始を待つアーセナルのアーセン・ベンゲル監督(2017年8月6日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】イングランド・プレミアリーグ、アーセナル(Arsenal)のアーセン・ベンゲル(Arsene Wenger)監督が9日、けがで開幕戦を欠場する見込みのアレクシス・サンチェス(Alexis Sanchez)について、移籍がうわさされるフランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain、PSG)から接触はないと明かした。

 28歳のサンチェスは、移籍金2億2200万ユーロ(約288億円)でスペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)からネイマール(Neymar da Silva Santos Junio)を引き抜いたばかりのPSG入りがささやかれている。

 しかし、ベンゲル監督はPSGのナセル・アル・ケライフィ(Nasser Al-Khelaifi)会長からコンタクトはないと明かし、PSGはASモナコ(AS Monaco)のキリアン・ムバッペ(Kylian Mbappe)の獲得により大きな関心を持っているとされるフランス国内の報道について言及した。

 ロンドン・コルニー(London Colney)の練習場で記者会見に臨んだベンゲル監督は、「ナセルとは長い間話をしていない。ネイマールの移籍をまとめるために多忙だったはずだからね」とコメントし、会長から連絡はあると思うかと問われると、「ノーだ。フランスの新聞を読めば分かるが、彼らは移籍マーケットの仕上げをするため、ムバッペの件にかかりきりだ」と答えた。

 サンチェスに対するそのほかのオファーについても質問されたが、11日のリーグ開幕戦でレスター・シティ(Leicester City)をホームに迎えるベンゲル監督は多くを語ろうとせず、「現時点で話すことはできない。これまで何度も言ってきたが、どんなオファーに対しても、われわれはオープンな姿勢を取っていない」と語っている。

 マンチェスター・シティ(Manchester City)行きもうわさされるサンチェスは、チリ代表としてコンフェデレーションズカップ(Confederations Cup 2017)に出場したことで休養を与えられたため、アーセナルのプレシーズンマッチには出場していない。

 ベンゲル監督はサンチェスが腹部に故障を抱えているため、レスターとの開幕戦および、19日に敵地で行われるストーク・シティ(Stoke City)との第2節を欠場する見通しだとしている。

「彼は腹部に少し痛みを抱えている。FAコミュニティーシールド(FA Community Shield 2017)の会場ウェンブリー・スタジアム(Wembley Stadium)に向かう前に行われた午前中の練習で負傷した」

「2日にレントゲンを撮ったが、しばらくは戦列を離れることになる。それが2週間になるかもっと長くなるか分からないが、起用できないことは間違いない。ストークとの試合も出られないだろう」

「もちろんわれわれにとってアレクシス・サンチェスがいないのは損失だが、ほかの選手はプレシーズン中に準備をしてきた。彼らの態勢は整っている」

「プレシーズンにけがはつきものだ。11日夜の試合に彼を含めることはできないだろう。彼を先発させることができるとは思えない」

 コミュニティーシールドでチェルシー(Chelsea)とのPK戦に勝利した後、ベンゲル監督は移籍市場が閉まる前に戦力を整理するつもりだとコメントしたが、現時点ではその動きは見られていない。

 数人の選手が退団するかと問われたベンゲル監督は、「ノーだ。監督会議がきのうあって、ほかのクラブの監督とも話をした。どこも多くの選手を抱えているようで、今はどこでも渋滞が起きている状態だ」と述べた。
【翻訳編集】AFPBB News